ドラゴン・タトゥーの女
暴力関係は思ったほどエグく無かったけど最後にやられました。あれ絶対好きになってただろ。キツイわー。関係の持ち方はどうであれ、ヒロインがちょっと可愛くなってほっこりしてたのに。二人が合流するまでは淡々と話が進んでいくのでかなりしんどかったです。合流してからはシーンに起伏が出てきて割と楽しんで見れました。で、何となく丸く収まった感じのところにラストのあれでしょんぼり。謎の部分は時系列や犯行場所云々を真面目に頭に入れるのが面倒だったので、終盤のカタルシスはなかったです。前半が盛り上がらない所為で思考停止してました。
そんなわけで、興味が出たのでスウェーデン版のドラゴンタトゥーの女とその続編も見ました。ドラゴンタトゥーの女はハリウッド版の方が面白かったです。面白いというかダレる時間が少ない。いくら内容を知ってるとはいえあれだけシーンスキップをするはめになるとは思わなかった。続編2作は個人的に面白くなかったです。1作目みたいに最初はしんどくてもどこかで面白くなるんじゃないかと惰性で見続けたけど、ヒロインの過去と現状からの解放がメインで、1作目みたいな謎解き要素はなかったし。そもそもの原作がヒロイン中心に進む話だったみたいだから、勝手にラングドンシリーズみたいなノリを期待したのが悪かったんだろうな。