日本映画

岡田ヤクザがひょんなことから真面目な警察官と組まされてんやわんやな内容だと思ってたのに全く違っていた。ずっとシリアスだし、身バレしないか見てる方が緊張するし、ヤクザは内輪揉めでギスギスしてるしで1時間で集中力が切れた。だけど先が気になって最後まで見続けたもんだから疲労感が凄い。終盤から急に必殺仕事人みたいになって何か違う気がしたけど、もう充分疲れてたし、ツッコミ入れる気力もなかったから受け入れてしまった。皆、うまく逃げ切れると良いな。

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映画版ITみたいなクソダサ邦題やめろ。

序盤は割とオリジナルに似た雰囲気だったのに、中盤から日本の悪い癖が出てきた。主人公のトラウマな過去がちょいちょいフラッシュバック。色んなトラブルがありながらも、最終的には親しくなった登場人物のおかげで克服しました的な。まぁ、もっと酷いアレンジをされると思ってたから全然見れたけど。

メインであるCUBEの仕組みは割と端折ってあった。主人公のトラウマに時間裂きすぎなんよ。オリジナルの方でもお互いの話をしてる時に過去がちょい見えしたりとかあったけど、でもちゃんと段階を踏んだCUBEの謎解きは入ってたじゃん。ストーリー自体はそんなボロクソに言われるほどじゃないと思ったけど、CUBEの仕組みは雑にしないで欲しかった。

そういえば、フリーターの感情に合わせて照明の色が変わってたけど、あれなに。オリジナルであんな演出あったっけか。

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ナレーションをメインに有名なエピソードをアレンジして映像にしているわけだけど、そのアレンジがテンポの良いお馬鹿具合でそこそこ楽しかったり、キャラ付けもやり取りもくどくてつまらなかったりとブレ幅が酷い。で、大概がくどい。監督とキャストがわちゃわちゃしてるのが好きなら見ても良いんじゃないかなという感じ。お洒落アクションも少しだけあったけど、別にあれがギャグアクションでも多分、感想は変わらない。

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なかなか久しぶりに見てる側が置いてきぼりになる映画だった。キャラクターに何の感情も抱いていない状態でドラマ演出とかされても困るんよ。友情とか愛情をやりたいなら、必要性を感じないギャグと脇役の見せ場とかを削って、もう少しメインのキャラクターを掘り下げて何らかの感情を持たせてほしい。それから、橋本環奈のアクション、頑張ってるのかもしれないけどスタイリッシュ感ゼロ。小柄な所為かなと思ったけど、小柄でも真田広之とか格好良いから、スタイルとか動きとか何か違うのかな。

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ハードボイルドというか、昭和のヤクザ映画感満載で楽しい。なかなか下品だけど。暴力シーンは知っている役者ばかりだからまだマシとはいえ、やっぱりキツイ。昭和のヤクザ映画だと、エグい感じでいたぶるのよりも、ノーマルボッコやドスでの滅多刺し、銃バンバンであっさり死ぬシーンが多いから痛々しさが少なくて、よく知らない役者でも吐き気控えめで見ていられる気がする。

松坂桃李、後を継ぐには純粋過ぎる気がするけど、そのうち役所広司みたいな汚れガン無視オラオラ系になるんだろうか。それとも、汚れを隠すインテリヤクザタイプで行くんだろうか。