日本映画

主人公が自分を見つめなおす話がメインで殺人事件はおまけだった。サスペンスミステリを期待してただけにガッカリ。主人公が駄目人間なもんだから、主人公側に感情移入が全くできない。被害者も嫁と同僚以外は駄目人間ばかりで、酷い殺され方をしても気分が悪くならない。というか、30分足らずでほぼ全員殺されて素性も明かされるので、何かを思う時間すらない。残りは主人公のクソっぷりが明らかになったり、カエルがヒャッハーしたり、主人公が血みどろになったり。

主人公はクソで犯人もクソ、被害者もクソでチョイ役の人ですらクソという油断のならないクソキャラ映画。クソじゃない同僚が天使に思える。犯人が理由なくチートキャラ。主人公側に犯人の協力者がいるわけでもなく、犯人が権力者の親族という事もない。ストーリーも序盤からカエルが主人公を追い詰める展開が続くだけだから盛り上がらない。ただでさえ微妙なのに、音声が割と煩い所為で睡眠導入にもできない。

日本映画

頭を働かせずにぼーっと見る分には何の問題もなく見れる程度の内容。中盤まではまだ展開に興味を持って見ていられる。中盤以降は消化試合。メイン以外の登場人物にも有名どころを当てているのが凄く無駄。もしかしたら、犯人の予想をさせ難くしているつもりなのかもしれないけれど、犯人と犯行の内容は中盤で大体の予想がつくので、惑わされる事も驚く事もない。予想と違ったのは黒幕のメンタルが思ったほど黒くなかった事と、御手洗がドラマ版と違って、自分勝手で面倒臭い奴ではなかった事くらい。邦画の例に漏れず、環境音だけが響くシーンが多くあるので、睡眠導入にはもってこい。

日本映画

ネタバレを知ってしまっているので面白さ8割減という酷い状態ですが、netflixにあったので。洗脳のやつはなかったけど、借りてまでは見る気にならない。

『密着68日 復讐執行人』
白仮面が怖い。テレビ版からの続きの所為で話が大きくなっている。ただただバッドエンド。

『ニッポンの大家族 Saiko! The Large family』
あの家庭内暴力は義父が被害にあう前に追い出そうとしてるんだと信じたい。一見ハッピーエンドだけど、父親に続き母親まで殺した長男が更に病むんじゃないかと思うと後味が悪い。

ホラー・オカルト,日本映画

原作は3日で読み終わるくらい好みだったのだけど、映画はレビューでボロクソに言われていてたのでB級的な期待をしながら見た。多少のクソ映画は寧ろ歓迎だし、ホラー系はやりすぎてネタになるのも醍醐味だと思っているので。でも、首つりプラーンの箒で掃除があんなに楽しそうな映像になるとは。何かね、ふり幅が大きすぎだと思う。完全にブランコじゃん。でもって、オチが最悪。原作は色々と調べたけど、結局、原因は判明しなかったし、その後特に何もないよという終わりだったのに、映画は主人公や他の登場人物も怪奇現象に遭遇し、呪いはまだまだ続く……みたいな終わりで。ホラー感は三割増しになったかもだけど、あそこで一気にガッカリ。

日本映画

シリーズラストという事でずっと気になっていたのをやっと見たのですが、サスペンス映画だと思ったら恋愛映画でがっかり。今までは恋愛はおまけ状態だったのに、今更メインが恋愛になられてもこっちはそんなつもりで見てないから困る。あと、黒幕の演技がびっくりするくらい棒で、緊迫したシーンがギャグになって萎えた。散々危険な目にあって現在進行形で命を狙われてるというのに、この期に及んで娘の身の安全確保がザルで萎えた。雪平本人とその周辺もやたらブレてて萎えた。今作の裏切り枠は雪平に惚れた所為でブレるし。前作の裏切り枠も今作では敵のふりしてるだけでずっと味方だし。前作の裏切り枠なんて、いけ好かない上司になったから仕事より恋愛優先にしました!と言われても納得してしまうくらいの掌クルクルでビックリ。三上だけはドラマの時から雪平の為に組織についていたわけだから全くブレてないけど、一条の活躍の為に何の見せ場もなく死ぬという酷い扱いでもうね。

ややこしくて面倒で扱いにくい雪平周辺の奴らを皆殺しにして、引っ張りすぎて忘れかけてた雪平の父親殺しの犯人もブチ込んで無理やり終わらせた感じでした。今回は誰がどんな風に裏切るのかなと期待しながら見れるから苦痛ではなかったけど。まぁ、うん、山路が生き残ったからもう何でもいいや。