日本映画

深く考えずに片手間でも見られる雰囲気。というか、片手間で充分。でも当然、小難しい事は分からない。ただ、分からなくても問題はない。導入は短いしテンポも良くて、せっかち的には助かるんだけど、昔話パートはダルかった。内容どうこうじゃなくて、間が。玉木宏の刑事なのに粘着型記者感は割と好き。

日本映画

どうせミステリ風デスゲームだろと馬鹿にしていたら、予想外に楽しめた。ただ、密室の会話劇のみで進んでいくものだと思い込んでいたから、意外に皆アクティブに動き回るんで困惑した。死にたい理由は全員が中二病こじらせてたりしたら失笑もんだけど、子供だなと思うような捻くれたものから、これは仕方ないと思えるようなものまであるので割と流せる。ちょっと顔のアップが多いけど、若い俳優の売り出し映画と思えば、まぁ。

ピリピリした雰囲気の中、ギャルと虐められっ子の空気を読めない感じが救われる。ゴスロリも常識人らしいツッコミで助かる。

日本映画

連続殺人ミステリかと思ったらミステリ要素入りのゾンビパニックだった。やたら滑るギャグも序盤だけかと思ったら終盤まで入れてくるし、なかなか酷い。こういう事があるから、やっぱりストーリーを先に知ってた方が良いんじゃないかと思ってしまう。ミステリの期待をぶち壊す勢いでゾンビパニックを見せられて、半分近く経ってから人による殺人でミステリ要素を出されても、もうどんな気持ちで見て良いのか分からない。その頃にはトリックとかどうでも良くなってたし。

日本映画

前作はもっとギャグ全振り映画だと思っていたから、別ベクトルに期待値高くて何か違った感があったけど、今作はもうシュール系なのが分かっていたから普通に面白かった。途中で余計な感想を考えたりする事なく見続けてたし。堤真一は分かり易いゴミクズで気持ち悪くて良いし、安藤政信は強そうに見えるけど割合小物で可愛くて良い。馬鹿同僚は消えてスッキリ。

アクションもしっかりとあるんだけど、あまり記憶に残らなかった。前作みたいに動きが格好良いと思って戻して見る事もなかった。オシャレ感が減ったのかも。

ホラー・オカルト,日本映画

子供の頃に見たらグロさもあるし、多分、ちょっとしたトラウマ。大人になってからだと、本職じゃない人たちの演技の下手さが気になるし、その時代の撮り方なんだろうけど、顔面アップのリアクション(顔芸)多用で落ち着かない。亡くなった母親の形見だからって、10代後半の女の子がワンピースを持ち歩く設定もピンとこない。

今見ると怖くないし、ホラー独特の緊張感も無いけど、懐かしい雰囲気で面白かった。でも、散々人の子供を焼き殺しておいて自分だけ昇天するラストは納得いかないし、山村さんが謎のままで終わってしまったのも残念。ヒントくらい欲しかった。

あんな雑な供養塔だから壊されるんだよと、ちょっと思ったりもしたけど、まぁ、手頃な石が欲しいからって、いかにもな怪しい積み石に手を出すのがそもそも頭おかしいんよね。