ホラー・オカルト

前作が日本ホラーの雰囲気だったのに対して、今作はハリウッドホラーの雰囲気。怨霊もクリーチャーというか、リゴルモルティスのキョンシーぽかった。なので、怖いよりもビックリが多い。前作の様な仕掛けを期待したけど、そういうのもオマケ程度にしかなかった。前作との繋がりをサービス的に入れた感じ。最初のシーンが終盤に繋がるのは、おおっとなったけど。ホラー映画によくある家族愛は割と興味ないし感情を揺さぶられないので、今作でもあるけどやっぱりいらないと思った。これがホラーゲームだと何故か友情や家族愛にグっとくるんだけどな。

警備員さん、自分でも言ってたけど、学生と一緒になってホラーゲームの体験プレイとか何やってるのかと。

ホラー・オカルト

1と2は人を死なせておいて(実は死んでなかったけど)隠ぺいしたもんだから、その後本人や被害者の親族に襲われて殺されたり殺されそうになったりする話で、今回もそんな感じかなと思って見てたら、まさかの鉤爪男のモンスター化。銃は一切効かないのに鉤爪だと大ダメージを食らうって、鉤爪はお前の武器やん。主人公たちにやましい事(主に殺人)があるってだけで差別化出来てるんだから、無理矢理エルム街の悪夢にする必要なかったのに。

ホラー・オカルト

原作基準なんだけど色々と表現は変えられていて、自分勝手な主人公の所為で皆が犠牲になった感じはなく、皆が白色テロ時代の犠牲になった印象を受ける。当時の重苦しさは伝わってきたし、レイ以外の人も割と描かれていて、結果、レイに同情もした。でも、自殺の辺りちょっと美化してね?とか、ウェイ君以外死んだみたいに言われてるけどイン先生も生きてなかったっけとか、ウェイ君すげぇ出番あるじゃんとか、ゲームはどうだったか忘れたけどウェイ君なかなかの色ボケだなとか、どうしてこの終わり方であのドラマになるんだよとか、思う事も色々とあった。

ホラー・オカルト

いつも通りの安定感。犯人が超人過ぎて感心する。人外的なパワーにスピード。反撃時にそこそこボコられてるのに、その後何事も無かったかのように行動するタフさ。二人組だとしても各々は一般人だからね。犯人。

犯人の動機が「映画のファンだから」になってしまったので、もう、今後はこの動機一つで延々とシリーズを作れる状態になってしまったわけだけど、さすがに今までのメンバーは年だし、何だったら殺されたりもしてるし、ゴミクソ映画にならないうちに終わらせた方が良いと思うんだけど、まだまだ続ける気なのかな。

ホラー・オカルト

もっとがっつりコメディかと思ったら、主人公側だけコメディで殺人鬼側は普通にホラー映画の殺人鬼だった。殺人鬼は殺す気満々なのに何故か上手く殺せない(被害者側も襲われてると認識してない)とかだと、コメディに振りきれてて良かったんだけど。というか、ちゃんと調べられたら主人公(体)が殺したのバレるけど、大丈夫なのかな、あれ。殺人鬼(体)がやってる前提で処理するからちゃんと調べるとかそもそもないのかな。