ジャンルはホラーなんだろうけど、内容は家族愛のあるホラーコメディ。お約束展開や馬鹿発言に突っ込むコメディ要素は楽しいし、しんみりする家族愛もあるし、満足度が高い。登場人物も最初は嫌な奴かと思っても、単なる馬鹿だったり他からきついツッコミを入れられたりするから、気付くと皆愛すべき馬鹿になってしまう。映画の中の人物が自分たちの立ち位置を割とすんなり受け入れるので、面倒なやり取りが無くてイラつかずに見ていられるも良い。映画の中の演出がちゃんと現実になってるも面白かった。
テイル・フロム・ダークシリーズ
短編ホラーの詰め合わせ映画。
『テイル・フロム・ダーク1』
1話目:とにかく合わなかった。
2話目:幽霊が見える事で問題に巻き込まれるオジサンが報われて良かった。
3話目:犯人の親にドン引き。
『テイル・フロム・ダーク2』
1話目:布団圧縮袋すげぇ。
2話目:小さい子供いるのに非常識。
3話目:……え?
犬鳴村
初見はビクっとしても、戻した時は普通に見れる程度のホラー要素。驚きはするけど恐怖感は無い。ゾンビみたいな村人は視覚的にも酷い。電話口の声が急に耳元でするのはゾっとしたから、そういう路線ですすめていけば良かったのに、どうしてお化け屋敷になるんだろう。あと、取り敢えず呪ったろ精神で周囲まで殺すのやめてほしい。勢いで自分たちの子孫まで殺してるし。色々と微妙なんだけど、とりあえず村シリーズをコンプしたいから、樹海村と牛首村の配信はよ。
死霊館シリーズ2
『死霊館 悪魔のせいなら、無罪』
相変わらず効果音が煩いけど、謎解き成分が多くて結構集中して見た。最初の頃よりエンタメ要素も増えて、ただあった事を見せられている感じじゃないのも良い。前2作はちょっと眠いまであったから。というか、この映画に限らず、悪魔祓いって大体手こずってるけど、本当、神って鼻ホジスタンスだよね。
呪詛
凄い怖いと一部で話題になってたから見たけど、胸糞なだけだった。自ら首を突っ込んで呪われて、更に自分勝手なことして状況が悪化して、最終的には呪いを拡散して薄めようとするとか馬鹿みたい。主人公は非があるからボコられても良いけど、巻き込まれた周囲の人が可哀想過ぎる。恐怖演出はお化け屋敷系ドッキリで、オカルトシーンは蓮コラグロ系嫌がらせ。ビクッとするシーンはあるけど後を引く怖さは全くない。最初の衝撃映像が突拍子も無くて一番面白かった。