スター・ウォーズ 最後のジェダイ

面白かったです。敵のポンコツコンビの顔芸とか、唐突な愛の告白とか、赤い取り巻きのクソ格好良いアクションとか、メインと関係ない所ばかりだけど。事前にカイロ・レンの職場潜入を見たおかげで、カイロ・レンのポンコツっぷりも笑って許せた。ただ、ルークとレイのやり取りはダルかった。勝手にグダグダ悩んで本当の事を言わないって、せっかちにはじれった過ぎる。かつてルークがヨーダにやられた様に忍耐の修行だと思って耐えたけど、スターウォーズで人間の心の機微なんてうまく描けると思ってないし、実際、残念な結果になるんだから、ほのめかしつつ肝心な事は言わなかったり、核心部分をぼやかしたりして長引かせるのはやめればいいのに。

皆が色んな所で頑張った事が何の結果ももたらさないのって、何かね。皆が違う場所でそれぞれ命張って、それで一つの事を成し遂げるのが好きだから、ガッカリというか虚しくなる。