ER緊急救命室 シーズン13~15
ERでの騒動よりもスタッフたちの個人的な話がまた増えた。メンヘラ状態から数シーズンかけて何とか脱出できたと思ったら、またメンヘラに戻ったり。医者もよく事故るし死にかけるし。というか死ぬし。死ななくてもレイみたいに両足切断とかなったりするし。あれ何なの。酷い目に合う登場人物の役者はスタッフと仲でも悪いの。そんな中、特に悲惨な目に合う事もなく、精神的に不安定だけど、それでも優秀で皆から大事にされちゃう愛されアビーが本当鬱陶しい。スタッフがアビー大好きなのは分かったから、見てる側にまでアビー愛を要求してこないで。まぁでも、なんだかんだと言いつつ殆ど飛ばす事もなく全部見るくらいには面白かった。
終盤に出てくるメインキャラは、偉そうだったり厳格過ぎたりチャラチャラしていたりでERから浮いてるけど、実は過去に傷を持っているパターンばかりで、さすがにちょっと飽きる。そこから立ち直ってERスタッフと打ち解けていく展開かと思ったら、案外そうでもなかったりするし。それどころか特に何のエピソードもなく、いつの間にか打ち解けてたりするし。あまりにも皆が雑に親しくなるものだから、シーズン15のER部長にスタッフと親しくなる過程のエピソードがあって逆に驚いたくらい。あと、辛い状態になってる時に優しい言葉をかけられるとキレる人が多いけど、あれは国民性の違いなんですかね。手助けされたら負けみたいな。
シーズン13からOPが変わってしまってガッカリしていたけど、最終話で以前のOP音楽が流れて嬉しくなった。懐かしい顔ぶれも出てきつつ、最初の頃の様なERの日常がメインで、シーズン1で見たようなシーンもあり、またシーズン1から見たくなる最終話だった。ただ、カーターの嫁との拗れっぷりが酷くて、あの後、良い方向に進むのか微妙な感じなのがもやもやする。