第九分局
最初は幽霊版MIBみたいな感じ。途中からは能力者が絡む刑事もの。幽霊が絡む事件を扱う部署という設定は大好きだし、登場人物に色んな背景があるのは良いんだけど、連ドラでスポットを当てて1話丸々使い切るような話を、1時間半程度の映画にブチ込み過ぎ。今回の話だけで言ったら、マスターに憑依されてる子は何か分からないけどそんな存在、程度で良かったと思う。何だったら、主人公の二人の母親の話だって無くても良い。母親に関する過去の後悔が物語の展開に何も影響してないのだから。あと、終盤の唐突なコメディ演出やまさかのルシファー落ちには何とも言えない気分にさせられた。