スプリット

アンブレイカブルの続編なのは知っていたから、殺人鬼ホラー的な怖さは無かった。スリラー映画の緊張感はそこそこ。複数人格なのは最初から分かっていたけど、それぞれの行動理由がよく分からず、何とも息苦しい状態が続いていた。中盤から外部との接触が出てきて各人格の考えや派閥が判明し、ヒロイン(主人公?)の行動も活発になる為、謎の解放感が出てくる。3作目の存在を知っていたので、ジェームズが野放しでも気にならなかったけど、前作同様、何とも言えない虚しい気分で終わらせてくる。解決してるんだけど何かなぁ……のやつ。