バイオハザード ザ・ファイナル
サイコブレイクとアウトラストにワイルドスピード要素をちょっと付け足して、母ゴリラが人間になる姿を描いた、いい感じのクソ映画でした。対人間や対ゾンビの魅せアクションがないので、アクションシーンが物足りなくなるのが致命的。シーン転換の為にアリスが悉く敵の罠に引っかかるのが鬱陶しい。アリスの素性に関しても、今更という感じで驚きの欠片もない。終わらせるために頑張って纏めたみたいなので甘めの感想になってるのにこの有様。でも、ブレイド2やマトリックス2みたいに寝る事はなかったので、退屈ではなかった。ハムナプトラ3みたいにクソ過ぎて映画そっちのけで他の事を考えるという事もなかった。
ウェスカーが酷い空気。お前出てくる必要あった?というくらいに何もしてない。ウェスカーである必要がないくらいに何もしてない。レッドクイーンとお喋りしてただけ。逆に、ラスボスの博士がくっそ強くなってた。立場も含め、インフレし過ぎてもうどれがオリジナルか分からないレベル。何だよ戦闘予測システムって。何で生身の人間にそんなプログラムを組み込めるんだよ。そもそも博士って一研究員として出てきたはずだろ。いつの間にアンブレラのボスになったんだよ。
あ、前作で生き残った人たちは誰も出てこないのな。ジルの再登場もそうだけど、エイダやレオンを出したのは何だったんだろう。そして、謎のクレア押しも何なんだろう。