ゴーストライダー2

予算控えめで雑な駆け足映画、ゴーストライダーの続編をやっと見ました。以前にも増してB級っぽくなっていてとても満足です。面倒なシーンだけでなく、有っても無くても構わないシーンは基本カット。派手な部分を繋げて細かい所はナレーションで説明。前作では敵の四天王的な奴らを数分で一気に処分するという、さすがに雑すぎる演出でポカーンとしたけど、今作は能力持ちは1人だけにしてそこそこ見せ場を作ってたし、前作でダレる原因になった主人公がウダウダ悩むシーンもサラっと流されてたので、本当、B級映画路線として改善されて魅力が増していると感じました。

堕落した天使の話からラストで聖なる青い炎をまとっちゃうところとか、ご都合主義なお約束だけど大好きです。勝ったで!と言った時の主人公が悪人面になってるのが気になったけど、ニコラスケイジのドヤ顔が悪人面に見えるだけかもしれないし、ここは素直にハッピーエンドだと思っておきます。ゴーストライダーは今後もコミカルな動きで楽しそうに悪人を殺していってくれるんだろうな。