RECシリーズ
『REC』
冒頭10分で、自分には厳しいタイプの映画だと判断。海外モキュメンタリーはつまらないものが多すぎる。カメラ担当がなかなか手を貸さない所為で事態が悪化する。大騒ぎで怒鳴り散らしてるだけのシーンがダラダラ続く。関係者はどれだけ問い詰められても喚き立てるだけで大事な事を話さない。
『REC2』
1の種明かしがあるので何とか見続けることができた。いかにもな手持ちのハンディカメラ色が消えて若干見やすくなっていた。その分、モキュメンタリーっぽさは無くなってるけど。ギャーギャー煩いのは1と同じくらい。自業自得で苛々させられるのは前作以上。襲われて脱落者が出ると騒ぐ人が減って喜ばしくなる。
『REC3 ジェネシス』
なんだこれ。
『REC4 ワールドエンド』
ウイルス(1)でもなくて、悪魔(2)でもなくて、まさかの寄生体オチ。一応、悪魔が寄生体という形を取っている設定なんだけど、それが既にどうなのかと。だけど、シリーズで一番面白かった。モキュメンタリーホラーは捨て去って、単なるサバイバルホラーになってるけど。苛々度は今までで一番低い。伏線はストーリー上に張ってあるものがメインではあるんだけど、一部、そんな事があったとか知らんがな……となって萎えた。画面上に全く出てきていない出来事を使って、実はこんなオチだったんだよ!とかやるのは卑怯。RECは別にミステリーじゃないけど、どんでん返しがやりたいなら、伏線は全部ストーリー上に張っておいてほしい。