トランスフォーマー 最後の騎士王
シナリオは、どこぞの「アーサー王は女だったんだよ!!」と同レベル並みに酷い。でも、アクションや、取り敢えず色んな物をぶっ壊しとけ路線は相変わらずだったので、安心して見れました。オプティマスはポンコツなのにやたらと持ち上げられるカリスマうんこ化が酷くなってるけど。「オプティマスはやっぱすげーや!」とか、「こんな時にオプティマスがいたら……!」とか言われる度に、あのうんこに何が出来るんだろうと複雑な気持ちになるから、そろそろ彼がちゃんと真面目に活躍するストーリーを作ってもらいたいです。司令官コンボイは酷い天然だけど、一応、メインヒーローなんだよ。故郷に帰った途端に何となく洗脳されて、バンブルビーの声を聞いたら何となく洗脳が解けるとか、ポンコツ過ぎて涙が出るわ。
オプティマスはあまりにもポンコツ過ぎて、ブチ切れた騎士たちにボコられるし、バンブルビーは出てくるだけで可愛いし、新キャラは悉く頭が沸いてるし、今回は今までよりもコメディに特化していたので、バカ映画好きとしてはかなり満足度が高いです。ただ、クライマックスが複数回ある所為で、落ち着いた時に映画自体の長さを感じてしまい、これから敵の本拠地に突入だ!の辺りで、俺たちの冒険はまだまだ続くエンドになるのではと本気で不安になりました。あの時点で2時間半以上経ってる感じがしたんだよな……。
ロボットたちの変形アクションはどうしてあんなに無駄に回転するんですかね。無駄な回転好きにはたまらないけど、そうやって回転する事によって誰かが巻き添えにならないかと冷や冷やします。あ、今回は一般市民が逃げ惑うシーンが無かったので、エキストラによる格好良い避けアクションがなかったのが凄く残念です。大規模アクション映画を観る時の楽しみになってるのに。