ラスト・シフト 最期の夜勤

低予算映画らしいけど、和風ホラー要素があって結構緊張した。中盤で恐怖シーンの畳みかけが鬱陶しくはなったものの、最終的にどうなるのかが気になる内容だったので見続けられた。でも、ラストは救いがなくてモヤモヤ。主人公は何も悪い事をしていないのに、仕事でカルトな幽霊たちの溜まり場に足を踏み入れてしまったというだけで精神的にボコボコにされるとか。死んだ父親と幽霊たちが生前に関わってた所為もあるんだろうけど、何だか理不尽。和風ホラー的なバッドエンドで後味が悪く、ホラー演出では生理的嫌悪感を感じるものが多いので、ホラー映画として良い意味で嫌な気分になる。