ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー

単体の話としてもそれなりに楽しめるんだけど、過去作を把握してる事前提の雰囲気が結構強い。過去作のストーリーも設定も殆ど忘れた状態だったので、何かしらの設定が出てくる度にそれが頭に引っかかり、常にもやもやしながら見る羽目になってしまった。監督がロン・ハワードという情報だけはあった所為で、どこで誰が裏切るんだろうとか、どいつが真の黒幕なんだろうと変にドキドキした。実際、終盤の裏切って裏切られてのノリがスペースカウボーイというよりもサスペンスミステリーだった。ヒロイン関係はあんな禍根を残しそうな終わり方じゃなくて、普通に死ぬなりなんなりしてお別れした方が良かった。原作がどんなものか知らないけど、魅力的で賢くて強かな最強ヒロイン臭が鼻につく。

チューバッカは今作でも感情豊かで可愛いくて勇ましくて良いオッサンだった。あの種族の100歳が人間の何歳か分からないけど、何か動きがオッサンぽかったから可愛いオッサンの印象になってしまった。