ホラー映画祭り

『悪魔のいけにえ』
殺人鬼一家の趣味にドン引きし、主人公たちのウザさにイラっとする。主人公が上げ続けるドスのきいた叫び声と、レザーフェイスのチェーンソーが普通に騒音。ホラーシーンが今の過剰な演出に慣れている所為で物凄くシュールに感じた。

『死霊のはらわた(2013年版)』
それなりに驚かされたし、死霊は汚くて気持ち悪いし、思っていたよりも良かった。死霊を呼び出してしまった友人が元を取る勢いで活躍するのが素晴らしい。兄さんも即席でAEDを作れちゃうし、ホラーにしては男たちが有能。原作の3作目が「キャプテンスーパーマーケット」というアメコミヒーロー風タイトルで、もう何が何やら。

『ルール』
主人公の所為で何の罪もない人が殺される話。主人公の過去が明かされた時点で犯人の目的が復讐だと予想がつく。けど、それだとあまりにもありきたりな展開なので、予想を裏切るどんでん返しがあるんじゃないかと、最後まで飛ばさずに見れたのは良かった。まぁ、どんでん返しなんてなかったわけだけど。

『ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄』
30分経ってやっと画面を見る気になるくらいに序盤がつまらない。不意に出てくる怖い顔にはちゃんと驚ける。ただ、あっちの世界に行ってからはファンタジーになってしまって緊張感ゼロ。何の解決もしてないから、これからもハロウィンには子供が攫われ続けるわけで、どうするんだろうねこれ。