ホラー映画祭り

『チャイルド・プレイ(2019年)』
主人公は子供だから迂闊なだけで悪い子じゃないし(母親が親である事より女である事を選ぶから捻くれた態度になるだけ)、チャッキーも製作側が勝手に行動の制限解除をしただけで悪の存在じゃないし(親友というのを過剰に解釈してトンデモな行動に出ているだけ)、親や環境を選べないのは不幸だよなと思う話だった。

『スレンダーマン 奴を見たら、終わり』
オカルトマニアと頭ゆるふわたちが自業自得で怖い目に合うだけ。画面が暗くてよく分からないシーンが多く、見ている側は怖くない。クソ馬鹿が当然の報いを受けるラストはスッキリするけど、基本、睡魔との戦い。邦題が完全にIT。

『NY心霊捜査官』
ビックリ演出はあるものの、無駄に大きな音で驚かす事が少ないのは良い。ただ、そんなに面白くない。自分みたいなせっかちからするとテンポも悪い。真面目に作ってそうなんだけど、何か、空回っているというか。もっと早くに神父と合流して、悪魔祓いとアクションを増やしたらもう少し良くなっていたかも。