ラ・ヨローナ 泣く女
死霊館・アナベルシリーズのスピンオフ。アナベルで出てきた神父様が出てくる。アナベルでてっきり死んだと思ってたけど、どうやら生きてたみたい。なんか別のホラーと記憶が混じってるのかな。雰囲気がアナベルや死霊館とは違うけど、恒例のぶん投げシーンで、あぁ、アナベルシリーズだなと実感できる。
音で驚かすのは相変わらずだけど、音量は割と控えめ。子供たちが襲われるシーンは緊張感があってドキドキする。でも、主人公の外見や声が妙に勇ましくて、怖がっていても負ける気がしないというか。怨霊と対峙するシーンなんて、怨霊を相手にしてるんじゃなくて、実体のある化け物を相手にしている様に見える。
子供が絡むもんだから主人公は基本、勇敢だし、シャーマンも殆ど動揺せずに攻撃魔法をぶっ放すし、怨霊がよく動き回るのに加え、追加の人間が物理で乱入してくるし、後半は心霊ホラーというよりも超常バトルもので面白かった。