アナベルシリーズ

『アナベル 死霊館の人形』
死霊館シリーズ、三度目の正直のつもりで見たら割と面白かった。心霊現象からのVS聖職者、最終的に自己犠牲で封印という安定感。オカルト映画定番の、見えない何かに景気よく吹っ飛ばされるシーンが本当にコントなので、もう少し笑いに繋がらない飛ばされ方をお願いしたい。それにしても、あの不気味な人形を可愛いと思う感覚は外国人だからなんだろうか。あんなのが実際にあったら普通に怖くて絶対に手に取らないんだけど。

『アナベル 死霊人形の誕生』
音声の倍以上の効果音で驚かすの本当クソ。確かに凄くビックリするけど、ホラー的な意味では全く怖くないし、大音量を警戒する所為で画面に集中する事もできない。性格の悪い年長者は結局死なないし、悲惨な目にあう子は別に問題のある子じゃないのでちょっと後味が悪い。ジャニスが乗っ取られてアナベルになって、前作で悪魔降臨の儀式をやる結果になるオチはちゃんとホラー映画していて良かった。

『アナベル 死霊博物館』
今までのアナベルシリーズとは違って、子供たちが恐怖に怯えながらも頑張ってアナベルを元の場所に戻す、ライトなティーン向けホラーという感じ。色んな呪いのアイテムがあって面白い。嫌がらせ程度のものだったり、命に影響があったり、ただ愉快なだけだったり。アナベルシリーズだからもっとアナベルが大活躍するのかと思ったら、ちょいちょい人の視界に入ってきて不気味さアピールをしてくる程度だった。他の呪いのアイテムに色々とやらせてるのはアナベルらしいけど、見てる側的には、呪いのアイテムが自由に遊びまわってる様にしか見えない。