海外ドラマ

医者事故りすぎ。医者周辺の人死に過ぎ。寧ろ医者も死に過ぎ。サブ医者だと思っていたらいつの間にかメイン医者になってたり、メイン医者だと思っていたらいつの間にか居なくなってたり。ERの日常でも充分楽しめるのに、必要以上に衝撃的だったり悲劇的な展開が多くなってきて微妙な気持ちになる。それでも、一時期よりもER内での患者に関わる話が増えてきて、以前のような面白さに戻ってきたけど。

最近、ERから去っていく人が、追い詰められたりトラブルや癇癪を起こしたりして辞めていくパターンばかりで、後味が悪すぎる。最初の頃は、普通に転職だったり、自分の目標や幸せの為に辞めるという事が多かったのに。自分で決めて辞めるのと、辞めざるを得ない状況に追いやられるのとは全然違うんだけどな。シナリオライターは降板する人に恨みでもあるんだろうか。

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スタッフの個人的な問題や紛争地域の話等、ERから遠いエピソードが大幅に増えてきて、退屈になって飛ばす事が前よりも更に多くなった。病院内でのやり取りが面白かっただけに残念。最近は一つの問題をいつまでもダラダラ引っ張っていていい加減にしてくれと思う事が多い。以前は続くかと思ったら一話完結状態で突き放されて物足りない気もしたけど、今となってはグダグダ感が少なくて寧ろ良かった。でも、まだ充分面白いと言える範囲。

黒人の新しい医者が自信過剰でウザい。ちゃんと成長してくれないと第2のベントンになってしまいそう。コバッチュはもっと普通の医者かと思ったのに、すっかりメンヘラドクターになってしまってがっかり。ロマノが最後まで嫌な奴扱いで終わってしまって悲しい。概ねクズなんだけど、それでも多少は良いところもあったのに。

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これだけシリーズを重ねてもまだ楽しんで見ていられる。ただ、スタッフ個人の話が大分増えてきて、不快だったりつまらなかったりする部分も多くなってきた。グリーン先生の奇跡的復活からの死亡とか、カーターの薬物中毒なんかもいらなかった。あってもいいけど、あんなに引っ張る必要はなかった。あと、先生たちが揃いも揃って病み過ぎ。先生たちの親族はクズが多過ぎ。グリーン先生の娘やルイスの姉、アビーの母親もそうだけど、家族がクソで面倒をかけられる話って、海外ではそんなに需要があるものなんだろうか。

保身が過ぎるウィーバー先生が、少しだけど痛い目を見たのはスッキリした。ルイスとカーターは特別なエピソードを作らないなら親しい友人止まりで良かった。チャラ男なドクターはそこまでクソだったわけじゃないのに、雑に切り捨てられて驚いた。ベントンがいつの間にか病院を辞めることになっていた。さすがにベントンの個人エピソードを飛ばし過ぎたかも。

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これが最終シーズンという事で期待していたのだけど、最後の最後に身内のエピソードでちょっとガッカリ感。原作にあった設定の話なら仕方ないんだけど。折角ワトソンの嫁が死ぬという大きいエピソードをやったのに、最強最悪なホームズ家の末っ子という存在の所為で、すっかり影が薄くなった。死んでからも幻覚として出てきて探偵と助手を仲直りさせてたけど……うん。そういう目立ち方は違うと思う。

ハドソン夫人が相変わらず素敵だった。マイクロフトが意外とヘタレだった。モリアーティは音声ファイルになってもキモウザかった。メンヘラはホームズだけかと思ったら、ワトソンも大概だった。

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面白いだけにどんどん見てしまうんだけど、その分、終わりが近づくのが寂しい。ウィーバー先生が結構な頻度でやらかす、大した病気じゃないから退院させろと患者を切り捨てて、その患者が大抵酷い状態になって戻ってくるやつ、特に何のしっぺ返しもなく終わるからもやもやする。自分の信念の為に捨て身な登場人物が多い中、信念よりも保身第一で、それを周囲から目立って非難されるわけじゃないのももやもやする。文化の違いなんだろうな。あと本当、患者にクズが多かったりメインの登場人物が割とよく死んだりして、日本の医療ドラマとの違いに驚く。日本はそうそうメインの医者を殺さないし、クズの患者が改心せずクズのまま終わる事も滅多にないと思う。