登場人物が揃ってクソバカクズで、こんなんでどう面白くなるのか不安だったけど、ゲームの中に入ったらちゃんと面白かった。外見と中身の違いが絶妙。単純に現実と正反対なわけじゃないのが良い。吹き替えだと会話のテンポが良くなって更に面白い。意地でも遊んでもらおうと、媒体までも変えるジュマンジにフフっとなる。頑張りすぎて双六テイストが全く無くなってしまって寂しくもあるけど。
こういう話のお約束、皆がそれぞれ成長する、というのは残念ながらなかった。色々変わって印象が良くなったのはギャルくらい。アメフトは自分勝手で良い奴とは思えなかったし、主人公も最後までヘタれで印象は良くならなかったし、ヒロインも特に変化なかった。あと、最初の青年が別キャラになってもジジィで出てくるのを期待していたので、普通に青年キャラで出てきてちょっとガッカリ。初代のロビン・ウィリアムズ登場時の衝撃が凄かったから、そういったものを期待したんだけどな。