ホラー・オカルト

グダグダだった過去作に比べたら全然良い。でも、SAWシリーズを沢山見てきた所為で、最初のゲームで脱落した人は死亡シーンを見せてないから死んでないんだろうなとか、顔が分からない死に方をさせてるから、ゲームシーンと捜査シーンは時間軸が違うんだろうなとか、主人公の背中の傷は過去にゲームに参加させられた時にできたんだろうなとか、色々と予想がついてしまった。まぁ、主人公の傷に関しては、登場人物の話をちゃんと聞いてない所為で、拷問によるものというミスリードに気付けなかっただけなんだけど。

主人公主催のゲームで、最終的に助手に裏切られるパターンだと思っていたので、助手が単なるジグソウマニアだったのは意外だった。まさか何も絡んでないとは。それにしても、ジグソウのゲームは元々、自分や他人の命を粗末に扱う人にエグい手段で命について考えさせ、ほぼムリゲーでもクリアできれば解放していたのに、いつの間にか、罪を犯しながらも逃れている人を罰するだけになったんですね。後継者もこれで4人目だし、ジグソウ、このまま無限増殖できそう。

ホラー・オカルト

『ザ・ドール』
呪いの人形がアナベルっぽいなと思いながら見たら、冒頭がもろアナベルだった。内容は全く違うけど。クズがクズい事をして殺されるという自業自得の話で、巻き込まれた周囲がただただ可哀想。怨霊が大暴れするシーンが安っぽいのは残念だけど、気付いたら背後に居る演出はゾっとしていい。

『ザ・ドール2』
身内のみで被害を抑えてるだけマシだけど、今回もクズの所為で大騒ぎ。終盤なんて人間同士で殺し合いしてるし。こんなに怨霊を応援したの初めて。怨霊の出方はビックリ系にシフトチェンジ。オサレポーズで登場も。アナベルもそうだけど、あんな不気味な人形を子供の時に見たら絶対にトラウマだと思うんだけど。

ゲーム感想

里の小さい子供たちとリシェットが可愛くてきゅんきゅんする。子供たちに甘いものあげたり、リシェットとキャッキャするのが楽しい。でも、動物が致命的に可愛くない。昔の牧場物語はもっと動物が可愛かったのに。恋愛要素は特に求めていないのもあって、いつも恋人すら作らずに終わるので、何か、その分損してる気がしてしまう。わくアニとやすら樹みたいに、子供がストーリーに関係してくれるなら結婚できるんだけど。

農作業自体は前作より更に簡略化されたけど、品質の項目が複数ある所為で、品質上げがとにかく面倒。1項目ずつ上げていけば良いんだろうけど、全部の項目をバランスよく上げるという変な拘りがある所為で更に面倒。牧場拡大やメーカー作成も条件をクリアしないと開放されないし 、最近の牧場物語は自由度がなくて途中で嫌になってしまう。まだ羊すら飼って無いのに牛を2頭なんて要らないよ。もう少し、昔みたいに色んな事が簡単にできる仕様に戻してほしい。

以前は金さえあれば何とでもなった要素が、作品を重ねるごとに、素材から何から自分で揃えないといけなくなって本当、迷惑。金を払って服を買う事の何がいけないんだろう。里の営業時間と品揃えの関係で、ルルココで全然買い物をしないから町コミュランクが上がりにくい。割と必要になるのに、木材が購入以外で手に入り難い。できる事の殆どに開放条件がある所為で、自由にやりたいことが出来ない。等々、小さな不満点はあるけれど、まぁ、概ね満足。

海外ドラマ

世子と胡散臭い従者たちが、ゾンビ化の謎を解きつつ権力を手にするために奮闘する、朝鮮王朝ゾンビパニックドラマ。ちょっと何言ってるか分からないけど大体そんな感じ。設定でもうワクワクするんだけど、実際に見ても面白い。もっとゾンビがメインでB級っぽい滑稽さがあるのかと思いきや、いつもの権力争いが主軸かつ、ゾンビが出てきても割とシリアスを保っているので笑いどころは少ない。海外ドラマのお約束で、思い切り話の途中で終わるのが不満。せめて、いつ打ち切られても良いように一区切りはつけろよと思う。

権力争いの行方はもちろん、ゾンビの生態やゾンビ化の原因が知りたくてついつい続きを見てしまう。謎はなかなか解けないし、王宮での立場はどんどん悪くなっていくんだけど。あと、世間知らずというか、いまいち考えが甘いところがある主人公が、国の現状を知って少しずつ成長していくのも楽しみの一つ。頼りない世子様から頼れる世子様になった様に見せかけて、やっぱりまだ頼りきれない世子様にやきもきする。

それにしても、あの国のゾンビは何故こうも活発なんですかね。走るわ跳ぶわでアクロバティックにも程がある。あと、ゾンビって人間を食べるつもりで噛みつくけど、割と直ぐに飽きて大半を食べ残すの何なん。皆、飢えで苦しんでるのに、ゾンビになった途端に食べ残すとか贅沢だし、その所為で五体満足なハイテンションゾンビが出来上がるし、いい迷惑。

海外映画

ドジっ子的な不安要因の所為でハラハラドキドキするのが苦手なので、危なっかしいシーンはちょいちょい飛ばしながらだったけど、予想していたよりも面白かった。でも、意外性があるわけでもないし、目新しさもないから、特化した能力持ちの寄せ集めが一つの事を成し遂げるのが好きという人でもないと、可もなく不可もなく、記憶に残らない映画で終わると思う。展開もご都合主義で緩いし。

ケイト・ブランシェットが格好良い。ケイトは何となく女王様や奥様的な印象があったから、あんな男前な演技を見るのは初めてでときめいた。ケイトが格好良いだけの映画と言われても何の文句もないし、最早それで良いと思えるくらいに素敵。