海外映画

2時間近くあったはずなのに、盛り上がりはどこなのかと首を捻りながら見ていたらほぼ終わっていた。ソーがアベンジャーズの時と違って常識人過ぎるのがアカンのや。終盤にやっとコント演出も出てきて面白くなったけど、残り20分というのはさすがに待たせすぎ。危うくハズレ認定するところだった。空間の繋がりがめちゃくちゃになった所為で、投げたハンマーが右往左往するのが可愛かった。ソーのハンマーはペットだな。

アベンジャーズ1はロキがハルクさんにビタンビタンされた記憶しかないけど、エリックが下半身を露出しないと落ち着かなくなる何かとかあったんだっけか。そもそも、エリックは出てきてたんだっけか。あと、ロキの裏切り癖はもう直らないと思うから、何かやらかしたらすぐにハルクさんをけしかけられる様、常に傍に置いておくのが良いと思う。人間姿のハルクさんは豆腐メンタルだからストレスで寝込むと思うけど。

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最初の30分はクソつまらないし、全体的に安っぽいしでどうしようと思ったけど、微笑ましいイチャイチャのおかげで最後まで見れました。マーベル映画でアクションやユーモアよりも、いちゃいちゃシーンの方が楽しいとか初めて。なにあの可愛いわんこと飼い主。でも、いつの間に惚れたんだろう。特に女の方。

ソーは阿呆だけど馬鹿なわけじゃないんですね。力を奪われた事すら理解できなくて、人間界で神様パワーを使えると思って暴れるのかと思っていたら、ちょっと強い人間程度だという自覚があって驚きました。あと、ロキの残念っぷりにもちゃんと原因があって安心しました。素であんな残念だったら単なる可哀想な人で終わってしまうので。

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全く飛ばさなかったどころか次の日にまた見るくらい好みの作品だったけど、期待していた様なスマートなオサレアクションではなく、銃バンバンやら肉体言語やらのよくあるアクションがメインで少し拍子抜けした。普通のスパイアクションとの違いは、着込んだスーツが派手に乱れるか殆ど乱れないかといった程度。身体能力がずば抜けているチンピラもどきの主人公がキングスマンに加わる話だから仕方ないとはいえ、やだ……紳士……となるシーンもほぼ無い。ユーモアも悪乗りがある程度でそんな笑えるわけじゃない。景気良く破壊されるのでグロさはないけど、アクションに部位破壊が当たり前のようにあるのには驚いた。

内部に裏切り者が~の辺りが、キングスマン自体が無能集団になるレベルの雑さだったから、もう少し話の持って行き方に気を使ってもらいたかった。何となく裏をかかれてる感があってチップの情報も得てる状態で、発言が微妙におかしくてチップを埋め込まれた人と同じ場所に傷がある人がいるのに、全く気にも留めないのはどうなのかと。まぁ、紳士なスパイによる派手なアクションとか面白いよね的なノリだろうから、気にしたら負けなんだろうけど。

中盤のハリー無双の時のコリン・ファースが格好良いわ色気があるわで、個人的にはあのシーンだけで充分見る価値があった。無双し始めはスマートなアクション、無双中は普通のアクションなんだけど、髪は乱れてもスーツは乱さない徹底ぶりが素敵。今までコリン・ファースに何の興味もなかったのに、こんなにときめくとは思いもしなかった。

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面白かったです。敵のポンコツコンビの顔芸とか、唐突な愛の告白とか、赤い取り巻きのクソ格好良いアクションとか、メインと関係ない所ばかりだけど。事前にカイロ・レンの職場潜入を見たおかげで、カイロ・レンのポンコツっぷりも笑って許せた。ただ、ルークとレイのやり取りはダルかった。勝手にグダグダ悩んで本当の事を言わないって、せっかちにはじれった過ぎる。かつてルークがヨーダにやられた様に忍耐の修行だと思って耐えたけど、スターウォーズで人間の心の機微なんてうまく描けると思ってないし、実際、残念な結果になるんだから、ほのめかしつつ肝心な事は言わなかったり、核心部分をぼやかしたりして長引かせるのはやめればいいのに。

皆が色んな所で頑張った事が何の結果ももたらさないのって、何かね。皆が違う場所でそれぞれ命張って、それで一つの事を成し遂げるのが好きだから、ガッカリというか虚しくなる。

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『シャークネード エクストリーム・ミッション』
銃の角度と鮫の位置が合致してないとか、分厚いコンクリートをブチ破って入ってきた鮫が死んでないとか、今更ツッコミ入れても仕方ないんだけど、ドラマ部分が飽きて眠くなるくらいに蛇足的だから、そんな「今更」な部分が気になる。チェーンソーがライトセーバーになったり、鮫が無傷で宇宙に辿り着いたり、主人公がジェットコースターから吹っ飛ばされても掠り傷一つなかったり、妊娠中の奥さんが義手で無双した挙句に鮫の体内で出産したりするけど、きっとあの世界ではそれが普通なんだろうな。

『シャークネード4(フォース)』
模倣に定評のあるアサイラム。清々しいくらいに有名映画からパクリ三昧だよ! 自社オマージュも忘れない。ラバランチュラのコルトンも出てくるよ! 資金が増えても資料映像は使う。当然CGもチープだよ! 主人公一家以外は容赦なく殺していくスタイルも健在。嫁も元気にサイボーグと化してるよ! 今回も「そんな気がする」対処法でシャークネードを破壊。鮫を使って蘇生処置だってしちゃうよ! ……もう私、何が普通か分からない。