海外映画

DCコミックスでまともに見たことがあるのがスーパーマンとワンダーウーマンくらいで、バットマンはセレブ筋肉が金に物を言わせて戦う話くらいの認識なので、出てくる人たちも単語も分からないものが多かった。しかも、バットマンVSスーパーマンの続きなのにそれを見ていないから、いきなりスーパーマンが死んでいて何が何やら。それでもまぁ、何となく見れてしまうけど。フラッシュがドラマよりコミカルだったり、スーパーマンが目からビーム出してたり、バットマンが部下の扱いに悩む上司じみてたり、スーパーマンの存在がマーベルにおけるハルクさんさえいればいいんじゃないか状態だったり、色々と想像外なのは面白かった。

ワンダーウーマンが相変わらずアマゾネスで素敵。あんなにオサレアクションしそうな外見なのに、誰よりも肉体派なのが好感持てる。あと、スーパーマン役の人は髭が無いとやっぱり気持ち悪い。

ホラー・オカルト

普通にクソ馬鹿が盗みに入る話でいいのに、ヒロインに盗みをやる事情があって、それを説明するくだりが時間の無駄。もちろん、事情も要らない。クソ馬鹿だから追い詰められても気にならないし、爺さん無双も楽しめるのに。爺さんが頑丈過ぎて何をされてもピンピンしてるのと、爺さんの聴覚が異常な為に音でダメージが与えられるのと、窃盗集団唯一のクソ馬鹿が盗みを成功させて生き残るのがガッカリ。

絶対に見えてるだろお前と言いたくなる動きだけど、一応、爺さんは盲目という設定なので、音が少なく息が詰まるシーンが多い。ただ、頻繁にあるBGMの所為で静寂ではない。というか、割とBGMが邪魔。ネタバレで知っていたけど、本当に爺さんの追い詰め方が容赦ない。

海外映画

前作よりもコメディシーンが増えてフフっとなる。反面、蟻の活躍が少なくなったのは残念。蟻の頑張りを微笑ましく見守るのも楽しいのに。ラボで働く蟻も、主人公の身代わりの蟻も、鳥に食われる蟻も全部可愛い。実際の蟻は噛まれるとクッソ痛いから嫌だけど。そういえば、巨大化した蟻が妙に機械っぽかったけど、リアルにすると嫌がる人がいるからなんだろうか。いやでも、蟻を嫌いな人が蟻映画を見るとは思えないから、単に残念CGなだけかな。

主人公たちと争う敵の戦闘能力が高くて楽しい。かなりの速さで動く小さいワスプに投擲武器を当てようとするなんて。しかも結構ぎりぎりのところを狙えるなんて。ゴースト戦は主人公たちの攻撃がまともに当たらないのが分かってるから、あまり楽しくなかった。最近はもう目の休憩ポイントになりつつあるカーチェイスも、車のサイズが頻繁に切り替わるとまた違って見えて面白い。

海外映画

前作を見てないから分からない部分もあったけど、それでも充分楽しめた。剣の奪い合いという単純な話で頭も使わないし、アクションも格好良い。都市や建物なんかも見ていて楽しい。吹き替えで見たので、ドニーイェンが凄い悪役声で違和感が凄まじかったけど。終盤ぼこぼこ人が死んでいくのに、一番死にそうなやつが死ななくて、ガッカリではないんだけどもやもやした。

偶にワイヤーアクションがヨタヨタしていて格好悪い時があった。演出か役者の所為かスタッフの所為かは分からないけど。そもそもが現実にありえない動きなんだから、オサレに飛ばしてほしい。中年二人のアクションは達人設定なだけあって、文句なしに格好良かった。動けるデブもいてワクワクした。けど、確かに動けるんだけど軽やかさが無くて、サモハンみたいに軽やかに動けるデブは貴重なんだなと思った。

映画祭り

『ラバランチュラ 全員出動!』
トンデモ要素を含みつつ、意外と普通のモンスターパニック映画で面白かった。面倒臭い説明も演出もなく、早々に大惨事になるから退屈しない。車の爆発は使いまわしの爆炎CGで覆ってみたり、犬の焼死体はぬいぐるみを燃やしてみたりとなかなかチープ。でも、個人的には蜘蛛のCGを頑張ってるだけで素晴らしいと思える。消火器がやたら長持ちだとか、車窓から見える景色がループしてるとか、場面が変わったら前の演出は無かったことになってるとか、蜘蛛殲滅作戦が鮫竜巻と同じ「何となく出来る気がする作戦」だとか、細かい事を気にしてはいけない。

『メガ・スパイダー』
ラバランチュラの監督という事で期待して見たけど眠かった。物語が半分経過するまで画面が地味で退屈。でも、内容はしっかりとしたモンスターパニックコメディだった。手堅い作りの所為で、トンデモを楽しむB級映画としての面白さが減っているけど。

『ガーディアンズ 呪われた地下宮殿』
蜘蛛はちゃんと気持ち悪かったけど、他が全て微妙。一見普通の冒険アクションっぽいけど、ちょいちょいチープさが出てくる所為で、どのスタンスで見ればいいのか分からなくなる。弟救助の要素は要らない。