海外映画

暴力関係は思ったほどエグく無かったけど最後にやられました。あれ絶対好きになってただろ。キツイわー。関係の持ち方はどうであれ、ヒロインがちょっと可愛くなってほっこりしてたのに。二人が合流するまでは淡々と話が進んでいくのでかなりしんどかったです。合流してからはシーンに起伏が出てきて割と楽しんで見れました。で、何となく丸く収まった感じのところにラストのあれでしょんぼり。謎の部分は時系列や犯行場所云々を真面目に頭に入れるのが面倒だったので、終盤のカタルシスはなかったです。前半が盛り上がらない所為で思考停止してました。

そんなわけで、興味が出たのでスウェーデン版のドラゴンタトゥーの女とその続編も見ました。ドラゴンタトゥーの女はハリウッド版の方が面白かったです。面白いというかダレる時間が少ない。いくら内容を知ってるとはいえあれだけシーンスキップをするはめになるとは思わなかった。続編2作は個人的に面白くなかったです。1作目みたいに最初はしんどくてもどこかで面白くなるんじゃないかと惰性で見続けたけど、ヒロインの過去と現状からの解放がメインで、1作目みたいな謎解き要素はなかったし。そもそもの原作がヒロイン中心に進む話だったみたいだから、勝手にラングドンシリーズみたいなノリを期待したのが悪かったんだろうな。

海外映画

あらすじ的に暗そうだし後味も悪そうだと思っていたけど、凄腕の元殺し屋が復讐するだけの話で暗いとか後味とか関係なかった。私は何を構えていたんだろう。明るくもないしハッピーエンドでもないけど暗い気分になる事はなかったし、ジョンが皆に愛されてるのも微笑ましかった。優秀だから一目置かれて優遇されてるという設定なのかもしれないけど、ちょいちょい格好悪いから単なる愛されキャラにしか見えない。

殺陣は好みだし、滑らかに殺していって気持ちいい。けど、凄腕の殺し屋という割には、息切れを起こしてたり、肉弾戦になるとスマートさに欠けて格好悪い時がある。だから嫌だとかは無いんだけど、スマートなアクションでテンションが上がってる時にモタつかれると腰を折られる感じで。現役を引退して5年以上経ってるらしいから仕方ないんですかね。

こういう映画のお約束でもあるんだけど、「来いよジョン!武器なんか捨ててかかってこい!」の誘いに乗るの本当やめてほしい。オサレアクションの欠片もない単なる殴り合いを見せられても面白くないんだって。武器を捨てる所為で、優勢だった主人公がピンチになってダレるし。復讐が始まってからは見せ場の次にまた見せ場があるので、退屈になることなく楽しんで見れました。

ホラー・オカルト

字幕を読むのが面倒だから吹き替えを流してたらココリコ田中の声がして、まさかと思って調べたら本当にココリコ田中だった。あまりにも棒演技なので字幕にしようか悩んだけど、集中して見なきゃいけないような映画じゃないし、本人の顔がチラチラよぎって逆に面白い気がしたのでそのまま吹き替えで見た。

今回も死ぬまでの過程がバラエティに富んでで楽しい。滑って転んで頭をぶつけて死ぬとかじゃなく、滑って転んで立ち上がるために台に手をかけたら台が壊れて、その上にあった刃物が跳ね上がって電気配線をぶった切って、垂れた配線に触れて感電死するとかだもんな。人が死ぬ部分に力を入れ過ぎて、話の流れも人物同士のやり取りもクッソ雑だけど、そこがマイナスにならないくらい頑張って殺すところがいい。それにしても、毎度たった数人の死を回収するためにヒトコロスイッチを仕込む死神も大変だな。

それから、マッドマックス怒りのデスロードも見ました。つまらなかったです。

ホラー・オカルト,日本映画

原作は3日で読み終わるくらい好みだったのだけど、映画はレビューでボロクソに言われていてたのでB級的な期待をしながら見た。多少のクソ映画は寧ろ歓迎だし、ホラー系はやりすぎてネタになるのも醍醐味だと思っているので。でも、首つりプラーンの箒で掃除があんなに楽しそうな映像になるとは。何かね、ふり幅が大きすぎだと思う。完全にブランコじゃん。でもって、オチが最悪。原作は色々と調べたけど、結局、原因は判明しなかったし、その後特に何もないよという終わりだったのに、映画は主人公や他の登場人物も怪奇現象に遭遇し、呪いはまだまだ続く……みたいな終わりで。ホラー感は三割増しになったかもだけど、あそこで一気にガッカリ。

ホラー・オカルト

3でジグソウが死んで4以降は見ていなかったけど、完結していると知ったのでsaw4、saw5、saw6、sawザ・ファイナルを見ました。4はまだsawっぽい感じ。ミステリ要素を一応は考慮してあるし。5以降は、偽ジグソウが身バレを防ぐために警察関係者を必死こいて抹殺していくという、サスペンス映画を犯人側から見た内容で、一応sawシリーズだからちょこちょこデスゲームを仕込んでいく感じ。ファイナルに至ってはメインのデスゲームがメインシナリオとほぼ無関係。やっぱり4辺りで、ジグソウの後継者のつもりで残されたゲームを進めてたら自分がゲームに参加させられてました、というオチで完結させるのが良かったんじゃないかな。3のアマンダと同じになってしまうけど。

sawシリーズとして4はかろうじてセーフ。5以降は酷いクソ映画。だけど、追い詰められて阿呆な罠を張る犯人と、それに懲りずに引っかかる警察たちのコントとしては面白いんじゃないかと。ジグソウの嫁の行動は、ゴードン先生再登場のきっかけ以外蛇足極まりないと思うけど。あと、ゴア描写時の画面がうるさくて目が疲れる。あまりにも煩すぎて段々飛ばし始めるというゴアサスペンスとしてわけのわからないことになりました。