海外映画

1と2、両方見ました。これ、ロバート・ロドリゲスとフランク・ミラーが監督だったんですね。見終わるまでずっとタランティーノ作品だと思ってました。

1で良いキャラしてた巨漢の童貞が2で都合のいい戦闘用アイテム扱いになっていて残念。ちょっと頼めば大暴れしてくれるからって、皆、好きに使いすぎだろ。元から頭の中身が残念で暴力好きなのかもしれないけど、1では不器用で単純なだけに見えたから、だから、あのラストでしょんぼりしたのに。整形した男は女たらし度が跳ね上がっていて、ただただ不愉快。復讐女の話に至っては何故作ったと思うくらいの蛇足感。ノリも似たり寄ったりだし、この映画は1作で終わらせておくのが良かったんじゃないかと。1だけなら、EP1でしょんぼりして、EP2で何かよく分からないけど落ち着くところに落ち着いて良かった気分になって、EP3でもやもやして、ラストで裏切り者が処分されてスッキリ、と終わることができるので。

そういえば、2で出てきた巨漢の童貞の記憶にない部分って結局何だったんだろう。後のエピソードでも何も触れられなかった気がしたけど、どこか読み取れるシーンがあったのかな。

ホラー・オカルト

序盤でグループを引っ掻き回す役として出てきた奴が、終盤は普通に皆を助けてて、最終的に自己犠牲までしちゃうもんだから、何かエピソードをゴッソリ見逃してるのかと思った。多分、和気藹々としてたシーンで皆仲良くなっていったんだろうな。そこまで絆を深めていく程のシーンには思えなかったけど。でもって、黒人の警察官にゾンビの血が傷口を介して入ったわけだけど、その辺については全く触れずに終わってしまって、あの一連の演出は何だったのかと不思議でならない。元々ゾンビ映画に恐怖は求めてないけど、ハラハラもドキドキもないのはさすがにガッカリ。ゾンビたちが元気よく走り回る以外は割と評判良かったんだけどなぁ。

ついでに、ハートフルなゾンビ映画というよく分からない説明に釣られてゾンビランドも見ました。確かに、ほっこりしたエンディングを迎えたけど……まぁ、つまんねぇわな。

海外映画

シルヴェスター・スタローン祭りという事で、エクスペンダブルズ1~3と大脱出を見ました。エクスペンダブルズ全体の感想としては、メタやオマージュ系のネタはそこそこ楽しめたけど、銃バンバンアクションは3連続だとさすがに飽きる。ラストの「拳で勝負」は本当、ハリウッドのクソ風習だと思います。大脱出の方は、シーンカットしつつ1.5倍速でOKな内容でした。好みじゃなかっただけかもしれないけど。

『エクスペンダブルズ1』
噂通りのつまらなさ。何してるのか分からないカメラワーク。アクションしか取り柄がない映画なのに、そのアクションがつまらない。

『エクスペンダブルズ2』
シナリオに微塵も興味が湧かない。ぽっと出の奴が死んでも何も思わない。女が裏切れば、よくある展開だけどもう少し記憶に残ったかも。でも、アクションシーンが大分良くなった。ジェイソンステイサムのアクションはキレッキレで面白い。

『エクスペンダブルズ3』
良い話風にしてるけど主人公がバカなのが原因なので何も良い話じゃない。それでも前2作に比べたら内容に目を向けようという気にはなった。村井ハリソンの声が聴きたいというだけで吹き替えにしたけど、スタローンの声が終始ふがふがしていて気になった。

海外映画

予算控えめで雑な駆け足映画、ゴーストライダーの続編をやっと見ました。以前にも増してB級っぽくなっていてとても満足です。面倒なシーンだけでなく、有っても無くても構わないシーンは基本カット。派手な部分を繋げて細かい所はナレーションで説明。前作では敵の四天王的な奴らを数分で一気に処分するという、さすがに雑すぎる演出でポカーンとしたけど、今作は能力持ちは1人だけにしてそこそこ見せ場を作ってたし、前作でダレる原因になった主人公がウダウダ悩むシーンもサラっと流されてたので、本当、B級映画路線として改善されて魅力が増していると感じました。

堕落した天使の話からラストで聖なる青い炎をまとっちゃうところとか、ご都合主義なお約束だけど大好きです。勝ったで!と言った時の主人公が悪人面になってるのが気になったけど、ニコラスケイジのドヤ顔が悪人面に見えるだけかもしれないし、ここは素直にハッピーエンドだと思っておきます。ゴーストライダーは今後もコミカルな動きで楽しそうに悪人を殺していってくれるんだろうな。

海外映画

日本語の吹き替えをキャスティングをした馬鹿は死ね。タレントがやって下手なくらいはまだいい。事務所ごり押しでキャラクターに合って無い声質のタレント使うんじゃねぇよボケ。ながら見すればいいと思ってたのに、スプリンター先生の声がクソ過ぎて字幕にしなきゃいけなくなったじゃないか。カメ同士のやり取りは吹き替えの方が耳に入ってくる時に軽快でいいのに。

自分が昔見たことがあるアニメと設定やキャラが違うので不思議な感じ。ラファエロは乱暴者で短気になってるし、ミケランジェロはミケちゃんじゃなくてマイキーだし、スプリンター先生は元人間じゃないし(原作では元ネズミらしいけど)、シュレッダーことサワキちゃんは装甲でガッチガチに固めてるし。というか、サワキちゃんがめっちゃ強いんだけど、そんなに強いキャラだったっけか。何かヘマしてはタコに嫌味を言われて毒づいてるイメージしかないんだが。そういえば、あのボスのタコも出てこなかったな。部下に堂々と毒づかれるオネェ口調の良キャラなのに残念。

アクションシーンの映像がテーマパークのアトラクションっぽくて面白かった。初代(アニメ)を思い出させるシーンがあるのも良かった。大惨事シーンで一般人のモブが格好いいアクションするのは笑った。どうしてそんなスマートに回転しながら落下物を避けられるのかと。