海外映画

見てる間ずっと、ガチのオカルトオチだったらどうしようと冷や冷やしていたけれど、ちゃんとミステリオチで安心しました。それだけでも充分な満足感。本当、オカルトな出来事に関して何も言及しないものだから、最後にホームズがネタバレを始めるまでオカルトオチが拭えなかった。

キャラクターの描き方が面白かった。ホームズが残念なダメ男だったり、嫌味で癖が強かったりというのはよくある感じだけど、ガッツリ肉体派かつ寂しがり屋の構ってちゃんとは思わなかった。良い意味でウザい。ワトソンが、駄目男が好きで放っておけない駄目男ハンターに見えて困る。

全体的には面白かったけど、気取った雰囲気にダレる所があって一度意識が飛びました。

ホラー・オカルト

霊幻道士シリーズを見ていると、配役にとんでもなくテンションが上がる。ただ、オープニングからバッドエンド確定の雰囲気で、実際、明るくなる要素が全く無いので常に鬱。まぁ、常に鬱なのは霊幻道士と違って純粋なホラー映画だから仕方ないとしても、肝心のホラー部分が欠片も怖くないから困る。双子のアクロバティックな動きを見ながらアクサラさんを思い出してフフっとなる始末。

道士の中二心をくすぐる小道具とアクションを期待していたけど、なんかこう、思っていたのとは違っていた。道士二人の共闘も霊幻道士の方が面白いし、格好も良かった。もち米も話に出てくるだけだし、墨壺もダメージを与えるあの演出が良かったのに、単なる丈夫な糸になってるし。道士の衣装を帽子付きで着てる姿や、もち米で火花が散ったりするのが見たかった。

オープニングやラストに霊幻道士1の曲をアレンジして流すのは良かった。使いどころを間違えなければ、あんなに暗い気分になる曲なんだな、あれ。霊幻道士ではドジっ子女幽霊のテーマとしてギャグ曲のイメージが強かったのに。あと、序盤で、霊幻道士のメガネ道士役の人が飛び出してきたシーンが格好良くてテンションがあがった。その後すぐパンツ姿に気付いて真顔になったけど。

海外映画

ウルヴァリンに似た女の子が出てくる事以外は全く情報を入れていなかったので、いつもの娯楽アクションだと思っていたのですが、まさかのロードムービーでした。通りで、移動したり触れ合ったりしてるだけで全然攻勢に移らないと思った。

最初から結構ボロボロの状態で、そのまま終わりに向かって淡々と進んでる感じが辛い。嫌とかじゃないんだけど虚しい気分になる。ウルヴァリンの加齢による能力の衰えとか、プロフェッサーの認知症とか、他人事じゃない感じがもうね。家族が主題のヒューマンドラマは沈むから避けているというのに、アメコミでそれをやられるとは思わなかった。そういうジャンルだと分かった上で見る分には何の問題もないのですが、ツイッターで大絶賛してるのを見て間違った期待をしてしまっていたんですよね。事前情報マジ大事。

あ、ちびっこのアクションはよく飛び跳ねてて良かったです。

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1~4と7を見ました。本当、道士のアクションは中二心をくすぐって困る。昔見た時はラム先生にしか心が動かなかったけど、今見るとメガネの道士もかなりいいキャラをしてると思いました。おいしい所を持っていくし。アクションも割と良いし。ラム先生には敵わないけど。

『霊幻道士』
アクションやシリアスとコメディの割合が良かった。想い出補正で全編通して面白いと思っていたけど、女幽霊の辺りはクッソつまらなかった。あと、昔は何とも思わなかったコーヒーのくだりが見てられなくて飛ばした。ああいった意地悪は嫌や。

『霊幻道士2 キョンシーの息子たち!』
金ドブレベルでつまらなかった。ユンピョウを使ってあの面白さの欠片もないスロー演出とか。しかもクドいし。子供とベビーキョンシーとの馴れ合いなんていらん。

『霊幻道士3 キョンシーの七不思議』
弟子の一人がクズ過ぎて苛々した。弟子さえいなければ純粋に楽しめたと思う。1のメガネ道士との共闘と同程度しかなかったけど、マオ道士との共闘はワクワクした。

『霊幻道士完結篇 最後の霊戦』
メインストーリーに至るまでの痴話喧嘩が酷い。駄目じゃないけど酷い。いざキョンシーが出てきてからも、ドタバタアクションコメディ路線でしょんぼり。序盤に化け狐と戦ってる時が一番オサレアクションしていてテンションが上がった。

『霊幻道士7 ラストアクションキョンシー』
1の弟子が二人とも出てきて期待値が上がっただけに、ギャグがほぼ下ネタでがっかり。ラム先生が活躍するシーンも終盤のみだったし。先生含めドジっこネタはいいけど、下品な下ネタは冷める。

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制作順は、妖術秘伝・鬼打鬼→霊幻師弟・人嚇人→霊幻百鬼・人嚇鬼→鬼喰う鬼ですが、鬼喰う鬼→霊幻師弟・人嚇人→霊幻百鬼・人嚇鬼→妖術秘伝・鬼打鬼の順で見ました。どんどんつまらなくなっていくので、見続けるのが辛かったです。惰性と使命感みたいなもので頑張って見たけど、人嚇鬼は凄い勢いで飛ばしました。鬼打鬼もあらすじを文章で見て、終盤まで飛ばしました。

『鬼喰う鬼』
序盤は予想以上にダルかった。中盤以降はラム先生の弟子が二人とも有能で、アクションシーンが楽しめた。

『霊幻師弟・人嚇人』
サモハンオンステージ。サモハンアクションが堪能できる。終盤はマジで要らない。

『霊幻百鬼・人嚇鬼』
京劇のシーンはさすがに良かった。ただ、それ以外のどこに面白さを見出したらいいのかわからない。

『妖術秘伝・鬼打鬼』
最後に見た所為か、色々と飽きてどうしようと思っていたら、最後にやられた。サモハン容赦ない。