海外映画

典型的なコメディ系娯楽映画のノリで面白かったです。ゲームに関しては世代ではない為、分からない部分もあったけど、メインのパックマンとドンキーコングは知っていたので充分楽しめました。難しい事一切なしの単純明快なストーリーで、話を追いながら物語について他の事を考える必要無し。ただ、主人公たちオタク仲間の言動が痛々しいのがキツかった。軍人相手にノリノリで説教(?)するとか、画面直視できないから勘弁。もし吹き替えで見てたら、辛くてイヤホンも外してたと思います。

スタッフロール時の演出が可愛くて良かった。思わずニッコリ。

映画祭り

『恐怖ノ黒電話』
タイトルは完全にB級。内容は良作。電話相手に過去を変えられた所為で現在が変わってしまうというSF要素も入っていて、単なるホラーで終わらないのが良かった。何もできないもどかしさが味わえる。ストーカーとか依存とかの人間的な気持ち悪さや怖さもあった。主人公と電話相手に終始イライラさせられるけど、電話相手はもとより、主人公も最初から少し病んでるっぽいので流せる範囲。

『ヘルケバブ 悪魔の肉肉パーティ』
前半もなかなか厳しかったけど、後半から一気につまらなくなった。夢(幻)と現在が行ったり来たりで、久々に電波な映画を観た気分。飛ばしながら見たから分からないのか、宗教的知識がないから分からないのか、そもそも分かるように作られているのかどうかすらも分からなかった。最後だけ成程なぁとなったけど、それが話にどう絡むのか、やはり分からず終いだった。

『アパートメント:143』
色々と仕方ない部分もあるけど、まぁ、嫁がクズ。初っ端からドッタンバッタンやってるから、この手のモキュメンタリー映画にしては退屈せずに見れる。あくまでも、この手の映画にしてはというだけで、決して面白いわけではない。

映画祭り

『今日も僕は殺される』
案外殺されない。電波系ホラーと思っていたら当然のように怪物が出てきたので、ホラーとは違う意味で驚いた。終盤まで電波系ホラーの疑いを持ち続けていたおかげで、訳の分からない展開にもついていけた。残り20分でブレイドみたいなノリになったけど、不思議とすんなり受け入れられた。

『戦慄病棟』
グロシーンがグロくないだけでなく、驚きポイントで一度も驚けないという、ビックリグロホラーとは思えない出来。無駄に大音量で驚かそうとしないのは評価できる。途中から展開が読めたので、終盤の神父の言動がじれったかった。わかってるから、いいから、さっさと自分の娘だと言えと。

『ライト/オフ』
ビックリシーンでちゃんと驚いた。恐怖演出でちゃんとドキドキした。登場人物が基本的にはいい人だから、終わり方が少し悲しい。悪霊の動きが滑稽な所為で、出てきた瞬間は驚いても動き出すと笑えてくるのが残念。最後に荒ぶる悪霊は最早ギャグ。

『蛾人間モスマン』
グロくはないけど血が沢山出る。変な爺さんが意味深に出てきて、主人公たちとは無関係の事情で裏切る。殺人を犯した人の前にしか出てこないはずのモスマンが、何もしていない一般人の前にまで出てきて大騒ぎ。つまらなかったけど、タイトルの酷さやたまにある殺戮の雑さ、爺さん周辺の話でネタにはできる。

海外映画

全体に漂うハイソでオサレな雰囲気がくすぐったい。私がオサレハイパーアクションが大好物なのと同様、このオサレハイソ感がたまらなく好きな人がいると思うので否定をする気はないけど。というか、寧ろ、好きな人の為にこの方向性で突き進むのは大歓迎。

時間の都合で2回に分けて観たものだから、何でこんな事になってるのかよく分からなくなってしまった。1で出張っていた、ホームズが惚れた女が殺されたのはかろうじて記憶してるけど。1作目は探偵のお仕事ノリでお気楽で面白かったけど、今作は因縁絡みで薄暗いというか。原作を知らないから、1作目から引きずる教授の大物悪役っぷりがよく分からない。教授黒幕ストーリーをもう一つ挟んで、教授との直接対決は3作目くらいまで引っ張っても良かったと思う。

海外映画

ターナーさん家のご子息の顎が長い。別にしゃくれてはいないのに、何だか声がしゃくれて聞こえる。キーラナイトレイの顎も存在感があるから、カーチャン役に似せたのかぁと、妙に納得してしまいました。見どころはそれくらい。

目まぐるしく画面が変わるので、睡眠不足で疲れていても眠らずに見られるのは良かった。ただ、日中の陸でのアクションはいいんだけど、夜の船上でのアクションは、水のテカりも相まって本当に見辛くて、夜盲症に拍車がかかったのか、ガチで暗過ぎるのかわからない状態だった。ストーリーは今更そんな事やらんでも……という感じ。つまらないとかは全くないのだけど、これといった突っ込み所も感想も無い、そんな無難な娯楽映画。インパクトに欠けると思うのは、夏のホラー映画祭りに向けて、アレな映画やソレな映画もどきを見ている所為かもしれない。