ゲーム感想

クリア前に仲間にできるキャラは全て仲間にして、ハナミセも全部成長させてやる事が無くなったので最終ボスに挑みました。序盤と同じく、主人公がひたすら風を起こして攻撃は仲間頼りという。中盤のボス戦辺りはちゃんと攻撃もできたんだけどな。ストーリーは、主人公が攻撃しても消滅しないカオスを水の精霊が本気を出して成仏させ、カオスに乗っ取られていた兄さんもついでに死んで、理由は忘れたけど水の精霊は大地と一体化するので主人公とはお別れし、砂漠の世界に緑が復活してめでたしめでたし、でした。変に意外性を狙わず無難で良かったと思います。

クリア後に仲間とハナミセが増えるのですが、クエストにランダムダンジョンでのランダム出現アイテムが必要だったり、ランダム湧きのボス討伐が必要だったりで、まぁ、やる気は起きないですよね。上位の武器防具合成にレアアイテムが必要とかなら気にならないんだけどな。仲間を全員集めるところまではやるつもりだけど、ハナミセはもうどうでもいいや。

オアシス育成とアクションRPGの両方をメインとして作った結果、どっちも中途半端になってしまった感じ。良い所もちゃんとあるのに、肝心な部分が不親切な所為で不満点が目立つ。仲間キャラは可愛いけど、沢山居すぎて記憶に残らない。先にルンファクやファンタジーライフをやっていると、大分物足りなさを感じると思う。シリーズ化とかすれば、今作の不満点が改善されて良作が出来上がるかもしれないけど、いかんせんインパクトがないからそれも無理そう。個人的には雰囲気が好きだし、ゲームも楽しんでできたのですが。

ゲーム感想

ストーリー終盤。話を真面目に聞かなくても、「やることメモ」に次にすることが書かれるので、会話を適当に進めていたら、自分でやる事を決めてね的な事しか書かれてなくて止まっています。精霊との会話で次はどうするか言っていたのは覚えてるけど、内容が全く思い出せない。どうするのこれ。各地を回ったけど誰もヒント言ってくれないし。

相変わらずの作業感で作業ゲー好きにはなかなか楽しい。アクションRPG的にはカメラワークが微妙。ロックオンすると見えなくなった周囲の敵にボコられるのに、ロックオンしないと武器が当たりにくくなる。しかも、カメラを正面に向けるボタンとロックオンボタンが一緒。ダンジョンが複雑になればなるほど、謎解きの為にキャラの入れ替えで頻繁にオアシスに戻らないといけなくなり、探索の楽しみを阻害する。ストーリーはオアシスを作ったらカオスが攻撃してきたのでカオスを倒す、という簡単な内容。各地の石版を見るに、ちゃんとバックボーンは考えてあるみたいだけど、あまり興味が持てない。兄さんがカオスに乗っ取られてたり、相棒の精霊とのお別れフラグが立ってたりと王道展開もある。カオスは生き物の負の感情なので勧善懲悪ものじゃないのがもやもやする。悪い奴は単に悪い奴でいいのに。

自分の趣味で、格上の敵と戦うイベント戦闘は常にレベルが低いキャラから順に連れて行く為、かなりの大惨事になっています。大してペナルティがないので、皆が大地に寝転がってる中、自分だけが安置でチマチマ攻撃しながら戦う事がしばしば。

海外ドラマ

主人公とレッドの過去話や逃亡劇はおなかいっぱい。最初の頃の様に、悪党の助言で新米刑事が事件を解決していく話が見たい。

主人公がクソバカを極めはじめたので、そろそろ本気で死なないかなと思ってしまう。警察周りの無能っぷりもパワーアップ。でも、彼らもレッドと結社の有能っぷりをアピールする為に無能化させられた被害者なわけで、結局はシナリオライターが悪いんだろう。普通の人が無理に「頭の切れる悪人たちを出し抜ける天才的悪党」なんて描くもんじゃない。伝手がやたらとあるカリスマ持ちの悪党くらいにしておけば良かったのに。

今後はもういいかなという感じ。頑なに主人公と自分の関係を話さないレッドにさすがにウンザリしたし、敵以外の全員が主人公を大好きで、そんな愛され主人公の自己中心的な行動の所為で酷い目にあっても、大好きな主人公の為なら何でもするよ!な展開に嫌気がさした。

海外ドラマ

主人公のクソバカっぷり倍増で、ピンチに陥らなくても死んでくれないかなと思ってしまう。警察周りも基本的に無能だし、無能だから当然警備はザルだし、常に後手後手。動けば動くほどレッドの手間を増やすだけだから、大人しくレッドの駒になってればいいのに。あと、元旦那とのウダウダしっぱなしのラブロマンスはマジで要らない。こっちは元旦那が敵側に雇われていたと判明した時点でもう興味ないんだよ。これだけイラっとしつつも見続けるのは、主人公の勝手な行動の所為で何度も尻拭いをしたりピンチになるのに、決して主人公を見捨てないレッドや周囲の人たちの着地点が気になるからなんだけど、結社とかいう、権力者による悪の組織まで出てきちゃって、話を広げ過ぎてグダグダになりそうで心配。というか、あんなに魅力のない主人公が、どうして、皆から最優先にされるくらいに好かれるんだろう。

ゲーム感想

10時間程やった感想。不満点もあるけど、作業ゲーとしては充分面白いし、親切な部分もあって満足。何よりナカマや水の精霊等のサブキャラが可愛いくてきゅんきゅんする。主人公はさほど。ストーリーもさほど。

セーブポイントを開放すれば、ポイント間でのワープが可能になるので移動が楽。いちいちオアシスに戻らなくてもセーブポイントで体力回復ができるのも良い。戦闘を避けて低レベルで進んでも、ゴリ押しで何とかなるくらいに戦闘難易度は低い。ただ、回復手段が乏しいので、プロレス戦法は避けた方が良さそう。オアシスを発展させていくのも、少し簡単すぎるかなとは思うけど楽しい。

パーティを好きキャラで揃えたいけど、採集に必要な特技持ちをつれて行かないと各種アイテムが集めにくいので、特技で選ぶ必要がある。仕掛けがある先のアイテムを取りたい場合は、仕掛け解除の特技を持つキャラを連れて行かないといけないので、採集枠が減って不便。臨時ワープポイントを設置すれば、装備や仲間変更の為にオアシスに行ってまた戻って来ることはできるけど、それでも行ったり来たりするのはダルい。

お店は品物の材料を納品し続けないと品切れを起こして幸福度が減り、デメリットが増えるので慌ただしい。時間の進みも早いので、納品アイテムを集めている間に時間が経って品切れを起こし、集めた納品アイテムを全部注ぎ込む事も。設置する店を減らせば良いのだけど、色んな事に使うお金は店の売り上げでしか稼げないので、あまり極端に減らせないジレンマ。納品アイテムは確定ドロップにするとか、行商人から購入できるとかにしてほしかった。特に行商人はランダム訪問なんだから、それくらいのメリットがあっても良かったと思う。

主人公が戦闘で風起こしに追われる仕様はどうにかならなかったのかなと。風で砂掃除をしたり爆弾排除をしてるうちに、仲間が画面外で攻撃して戦闘が終わると、アクションRPGとして何か悲しくなってくる。風を使わない戦闘だと活躍できるんだけど。あと、仲間に指示ができると良かった。ある程度は敵の攻撃を読んで行動してくれるけど、突進や広範囲攻撃をしてくるのに敵に張り付かれると困る。キャラ変更して避けようとすると、今度は今まで使ってたキャラが敵に突っ込んでいくし。