海外映画

予想以上に酷い。展開も捕食シーンも悉く酷い。けど嫌いじゃない。科学的根拠?そんな気がするってだけで十分だ!というシャークネード対策も酷くて好き。ダンダンダダダンダダダダン!シャーク!のテーマ曲がクセになる。

『シャークネード』
主人公の驚異的な身体能力や、どんな状況にも瞬時に対応できる適応力、宇宙人の襲来も予想して準備を怠らない用意周到っぷりが見どころ。同じシーンでもカットによって晴れたり曇ったり雨が降ったりするのとか、人物も一緒に映る状態の車内からは基本外が見えないのとか、本当、雑すぎて笑いが出てくる。もちろんB級映画なので資料映像もある。

『シャークネード カテゴリー2』
鮫ファイヤー!カットによって天気が変わらない!車内から外が見える! 当たり前の様に「鮫を伴った南風」や「1時間に50ミリの鮫」というフレーズが出てきたり、鮫がピンポイントで人間に突っ込んできたり、有能な馬鹿が大活躍したり、シャークネードに乗って空を舞ったりする素晴らしいB級映画でした。本当、酷い。良い意味で。

海外ドラマ

オススメによく挙がるやつや、あらすじで気になったもの。そして挫折したもの。

『Dr.HOUSE シーズン1』
治療ではなく診断がメインだったので途中でやめた。診断→治療→悪化→再診断→治療→悪化→再々診断→治療→回復の流れ自体はいいんだけど、その過程で試行錯誤や四苦八苦してるシーンがあまりないので盛り上がりを感じない。私には合わなかったけど、雰囲気的に好きな人がいるのは分かる。

『iゾンビ シーズン1』
ゾンビになった主人公が死んだ人の脳を食べて、その記憶から謎を解くというコンセプトはいいのに、街の半数以上がゾンビなのでは?と思えるくらいに、実はゾンビだったんだ!という人物が次から次へと出てきて萎えてやめた。あんなんじゃ、主人公の特別性も消えるし、ゾンビであることを必死で隠さないといけない意味も無くなる。

『FRINGE シーズン1』
微妙な謎を残しつつも、基本は超常現象的な事件を科学で解決する話だと思っていたら、当たり前のように別世界の監視者とか出てきて見るのをやめた。決してつまらないわけではないけど、求めてたのはコレジャナイ。

ホラー・オカルト

幽霊がメインのビックリホラーかと思ったら、悪魔祓いの話だった。後半の失速具合が半端ない。悪魔祓いの儀式とか馴染みないし、やたら仰々しくて好きじゃない。あと、老人ホームに行くレベルのお年寄りが悪魔に襲われたり化け物になったりするのって、怖いというよりも老体に鞭打つ感じが辛いからやめてほしい。

一人っ子かと思っていた主人公が実は双子だった(片方は胎内で死亡)という展開から、双子が鍵のミステリ要素でもあるのかと期待していたら、双子は鏡で、その鏡を通して悪魔がこの世に現れるという、単なる通り道で大した意味がないと分かった時のガッカリ具合といったら。呪いの始まりはアウシュビッツなので、双子が絡むのはいいんだけど、主人公の亡くなった兄弟自体に意味があるように話を持っていく必要はないと思う。やたら主人公が双子である事に拘ったのは多分、最後の「主人公もまた悪魔の通り道になる双子を妊娠してしまった……!!」というオチをやりたかっただけなんだろうな。

海外映画

プロメテウスの純粋な続編だと思っていなかったので、記憶になくて考えるところもあったけど、思っていたよりも退屈せずに見れました。出てくる奴らがクソ馬鹿カップル祭りじゃなければもっと楽しめたと思います。本当、あいつらは何ですぐにパニックになったり、後先考えずに行動して窮地に陥ったり、人の話を聞かなかったり、自分の感情を優先したりするんだろうか。変に一致団結すると問題を乗り越えたり、そもそもトラブルにならない危険があるんだろうけど、あそこまでクソ馬鹿共を集めなくても良かったんじゃないですかね。あまりにもクソ馬鹿行動ばかりするものだからさすがにうんざりする。

主人公が終盤で半リプリー化するのはワクワクしたけど、クソ馬鹿共に寄生して誕生するエイリアンにはクソ馬鹿要素も遺伝するわけで、今作で暴れまわったエイリアンは結局クソ馬鹿だったのかと思うと何か悲しい。

映画祭り

『ダークハウス』
予想していたよりも面白かった。動機や行動の裏付けをしっかり作ればミステリ物として今より良くなりそう。ただ、警察がとことん無能だから、警察周辺のテコ入れもしないと苛々するだろうけど。声が出せない事をアピールしない所為で誤解されて殺されたり(アピールしない理由は特にない)、無線を切れば悪魔は手出しできないのに、頑なに切らずに洗脳される部分は(切らない理由は特にない)、ホラーじゃなかったら立派なクソ要因。

『ザ・カナル 悪魔の棲む場所』
嫁はクズ。旦那はキチ。子供は可哀想。家庭が不仲でも文句を言わず、母親が死んでも騒がず、父親のキチガイ行動も受け入れ、一切の我儘を言わない良い子なのにあのオチ。でも、あのオチのおかげで能面顔でキチを見るだけの映画で終わらずに済んだ。

『ザ・インシデント』
大騒ぎになるまでは単調でつまらない。大騒ぎになってからは画面が暗くてつまらない。入所者も好き勝手やってるだけで、主人公たち限定で敵意を向けてきてるわけじゃないから緊張感がない。でも、いくら好き勝手やってるだけと言っても、主人公が全裸に剥かれてオイルを塗りたくられるのは唐突過ぎて困惑する。何のプレイなのあれ。

『ダークルーム』
昔ながらの脱出ホラー映画で目新しさも無いし、冒頭のかくれんぼの謎も解けないし、何だか時間を無駄にした気分。主人公が事故を起こしておきながらアタシ悪くないを徹底してるのと、やたら酒焼けヤンキー声なのが気になった。