DQ11

16歳の誕生日に「お前は勇者の生まれ変わり。手にある痣が証拠。王様に会ってこい」と言われて村を追いだされる。王様に会ったら「勇者は不幸を呼ぶ存在。よって死ね」と投獄される。牢屋で出会った盗賊が助けてくれたので一緒に脱獄する。助けてくれる理由は「予言で勇者の相棒になると言われた」から。自称勇者と自称勇者の相棒による二人旅が始まった。これはひどい。

とにかく酔う。フィールドやダンジョンは大丈夫だけど、街や城の室内といった狭い場所での探索は画面がグワングワン動くから目が回って吐き気が。L1R1同時押しで背後にカメラを回せば多少は軽減するけど、それでも気持ち悪くなる。今までも視点を回すゲームは山ほどやってきたのに、DQ11だけどうしてこんなことに……。

ゲーム感想

クリア前に仲間にできるキャラは全て仲間にして、ハナミセも全部成長させてやる事が無くなったので最終ボスに挑みました。序盤と同じく、主人公がひたすら風を起こして攻撃は仲間頼りという。中盤のボス戦辺りはちゃんと攻撃もできたんだけどな。ストーリーは、主人公が攻撃しても消滅しないカオスを水の精霊が本気を出して成仏させ、カオスに乗っ取られていた兄さんもついでに死んで、理由は忘れたけど水の精霊は大地と一体化するので主人公とはお別れし、砂漠の世界に緑が復活してめでたしめでたし、でした。変に意外性を狙わず無難で良かったと思います。

クリア後に仲間とハナミセが増えるのですが、クエストにランダムダンジョンでのランダム出現アイテムが必要だったり、ランダム湧きのボス討伐が必要だったりで、まぁ、やる気は起きないですよね。上位の武器防具合成にレアアイテムが必要とかなら気にならないんだけどな。仲間を全員集めるところまではやるつもりだけど、ハナミセはもうどうでもいいや。

オアシス育成とアクションRPGの両方をメインとして作った結果、どっちも中途半端になってしまった感じ。良い所もちゃんとあるのに、肝心な部分が不親切な所為で不満点が目立つ。仲間キャラは可愛いけど、沢山居すぎて記憶に残らない。先にルンファクやファンタジーライフをやっていると、大分物足りなさを感じると思う。シリーズ化とかすれば、今作の不満点が改善されて良作が出来上がるかもしれないけど、いかんせんインパクトがないからそれも無理そう。個人的には雰囲気が好きだし、ゲームも楽しんでできたのですが。

ゲーム感想

ストーリー終盤。話を真面目に聞かなくても、「やることメモ」に次にすることが書かれるので、会話を適当に進めていたら、自分でやる事を決めてね的な事しか書かれてなくて止まっています。精霊との会話で次はどうするか言っていたのは覚えてるけど、内容が全く思い出せない。どうするのこれ。各地を回ったけど誰もヒント言ってくれないし。

相変わらずの作業感で作業ゲー好きにはなかなか楽しい。アクションRPG的にはカメラワークが微妙。ロックオンすると見えなくなった周囲の敵にボコられるのに、ロックオンしないと武器が当たりにくくなる。しかも、カメラを正面に向けるボタンとロックオンボタンが一緒。ダンジョンが複雑になればなるほど、謎解きの為にキャラの入れ替えで頻繁にオアシスに戻らないといけなくなり、探索の楽しみを阻害する。ストーリーはオアシスを作ったらカオスが攻撃してきたのでカオスを倒す、という簡単な内容。各地の石版を見るに、ちゃんとバックボーンは考えてあるみたいだけど、あまり興味が持てない。兄さんがカオスに乗っ取られてたり、相棒の精霊とのお別れフラグが立ってたりと王道展開もある。カオスは生き物の負の感情なので勧善懲悪ものじゃないのがもやもやする。悪い奴は単に悪い奴でいいのに。

自分の趣味で、格上の敵と戦うイベント戦闘は常にレベルが低いキャラから順に連れて行く為、かなりの大惨事になっています。大してペナルティがないので、皆が大地に寝転がってる中、自分だけが安置でチマチマ攻撃しながら戦う事がしばしば。

ゲーム感想

10時間程やった感想。不満点もあるけど、作業ゲーとしては充分面白いし、親切な部分もあって満足。何よりナカマや水の精霊等のサブキャラが可愛いくてきゅんきゅんする。主人公はさほど。ストーリーもさほど。

セーブポイントを開放すれば、ポイント間でのワープが可能になるので移動が楽。いちいちオアシスに戻らなくてもセーブポイントで体力回復ができるのも良い。戦闘を避けて低レベルで進んでも、ゴリ押しで何とかなるくらいに戦闘難易度は低い。ただ、回復手段が乏しいので、プロレス戦法は避けた方が良さそう。オアシスを発展させていくのも、少し簡単すぎるかなとは思うけど楽しい。

パーティを好きキャラで揃えたいけど、採集に必要な特技持ちをつれて行かないと各種アイテムが集めにくいので、特技で選ぶ必要がある。仕掛けがある先のアイテムを取りたい場合は、仕掛け解除の特技を持つキャラを連れて行かないといけないので、採集枠が減って不便。臨時ワープポイントを設置すれば、装備や仲間変更の為にオアシスに行ってまた戻って来ることはできるけど、それでも行ったり来たりするのはダルい。

お店は品物の材料を納品し続けないと品切れを起こして幸福度が減り、デメリットが増えるので慌ただしい。時間の進みも早いので、納品アイテムを集めている間に時間が経って品切れを起こし、集めた納品アイテムを全部注ぎ込む事も。設置する店を減らせば良いのだけど、色んな事に使うお金は店の売り上げでしか稼げないので、あまり極端に減らせないジレンマ。納品アイテムは確定ドロップにするとか、行商人から購入できるとかにしてほしかった。特に行商人はランダム訪問なんだから、それくらいのメリットがあっても良かったと思う。

主人公が戦闘で風起こしに追われる仕様はどうにかならなかったのかなと。風で砂掃除をしたり爆弾排除をしてるうちに、仲間が画面外で攻撃して戦闘が終わると、アクションRPGとして何か悲しくなってくる。風を使わない戦闘だと活躍できるんだけど。あと、仲間に指示ができると良かった。ある程度は敵の攻撃を読んで行動してくれるけど、突進や広範囲攻撃をしてくるのに敵に張り付かれると困る。キャラ変更して避けようとすると、今度は今まで使ってたキャラが敵に突っ込んでいくし。

ゲーム雑記

ルンファク4の2周目、男主人公の結婚イベント全員分とコハクの結婚出産を終わらせました。ずっと可愛いと思っていたクローリカが結婚イベントで面倒くさい女と判明してガッカリ。結婚は絶対に無理だし、彼女としても厳しい。フォルテは弟と一緒にいるのが一番良い気がするし、ドルチェは孤独に見えて色んな人から気にかけてもらえるから選ばなかった。シャオパイの不幸属性はどうにかしてあげたかったけど、マーガレットとコハクが強過ぎて。あの二人の「一人にしておけない」と思わせるイベント展開はずるい。二次元キャラ相手に真面目に悩んでしまった。