ゲーム感想

神術を使う以外は変わり映えのない、いつも通りの無双OROCHIという感じ。ストーリーもキャラもぼんやりで、全体的になかなかの手抜き感。ストーリーに起伏が殆ど無くて、とにかく淡々と進めるだけだったけど、唯一、曹操様が出てきた時はテンションが上がった。やっと登場した!これで勝てる!という信頼感。無双の曹操様は存在に安心感がある。ロキがオーディンを恨んでるけど、理由がいまいち分からない。閉じ込められた云々とは言ってたけど、神話に沿うならロキがヤンチャし過ぎたからだし、無双のロキはそういうキャラじゃないから、本当、何があったのか謎。どこかでちゃんと話してたのかな。

戦国4の時は特に何も思ってなかった景勝様にやたらときめいてしまって、景勝様ばかり使っていたら、もうこれ、景勝様だけでいいんじゃね?という状態になってしまった。トリッキーな動きをする敵には離されやすいけど、スイッチコンボで近づいてごり押しできるし、景勝様自体は目が回る動きをしないし、本当、景勝様有能。多分、勝手に有能と思ってるだけで、もっと使い勝手の良いキャラは山のようにいるんだろうけど。自分が好きで使いやすいと思うキャラは何故か縛りプレイ用な事が多いので。多分、愛用してる濃姫とか使いにくいキャラなんだろうな。実際、濃姫は結構な頻度でボコられるし。

DQ11

初回の邪神戦がどうやら縛りに近いメンバーでやってたらしいので、強いと言われるメンバーで再戦しました。勇者、姫、ロリババァ、双子の妹から、勇者、英雄、オネェ、双子の妹にチェンジ。スキルパネルは面倒だから変更せず。装備は英雄とオネェの両手武器を片手武器&盾にしました。勇者はひたすら攻撃。英雄とオネェはバフしたり攻撃したり。双子の妹は回復専門。うん、凄い安定感。何の苦もなく倒せました。初っ端に英雄が集中攻撃くらって死んだけど。戦闘を長引かせすぎてオネェ以外の時が止められたりもしたけど。勇者がほぼ確実と言って良いくらいの頻度でバステを食らってたけど。というか、勇者しかバステ食らってなかったけど。バステ耐性防具とはいったい。

本当、何でこんな楽な相手に全滅しかかってたんだろう。英雄とオネェはやる事が無くて割と暇を持て余してたくらいに楽でちょっとショック。攻撃は大したダメージを与えられないからする気にならないし、バフも特に積まなくても死なないからする気にならないし、暇過ぎてオネェがハッスルダンスしたら双子の妹はする事がなくなったりもするし。あー、スズメの涙でも攻撃しておけば、時を止められる前に終わらせられたかもしれないのか。

ゲーム感想

個人的に今回のエンパ的な三國無双は嫌いではないのですが、さすがに、繰り返しプレイは飽きます。最近の三国みたいに、ミッションをやらないと先に進めなかったり、そのミッションをやる順番も決められてたりとかがないので、士気真っ赤の中で敵総大将に単騎突撃してみたり、じわじわ包囲網を狭めて士気真っ青にしてみたりと、その時の気分であれこれできるけれど、それでも飽きる。初期の三国はキャラの数もステージも少なくて、武器の被りもなかったから繰り返せたのであって、今みたいに90人もキャラがいて同じ戦闘やミッション、武器被り多数はしんどい。イベントも同じものばかりだし。個別の戦闘やイベントがもっとあれば、周回も楽しんでできるんですけどね。

仕方のないことだけど、各キャラのエンディングが、今はハッピーエンドに見せてるけど、どうせこの後死ぬじゃん?滅びるじゃん?的なものが多くて後味が悪い。曹操や李典は、死んだり死を予感させるものの中では、納得のいく終わり方をしてたけど。荀彧は曹操と険悪になるところを描いてくれたのは嬉しかったけど、あの先の無さはバッドエンド過ぎてな……。

新キャラは満寵、周倉、辛憲英がキャラ的に気に入りました。満寵は笑顔でズボラな所、周倉はノリの良い子分キャラな所、辛憲英はダジャレおばさんな所が良い。あと、満寵は毎度攻守ともに彷徨わせる合肥新城を作ったのもポイントが高い。本当、行きたいところに行けなくて苛々するんだよな、あの城。既存キャラは王異が以前にも増して復讐に酔う痛々しい人になってしまったのが辛い。三国6や7の時は復讐に捕らわれつつも落ち着いていて、そこまで気持ち悪い事は口走らないクールキャラだったのに。痛々しさは自称悪党の法正といい勝負だと思う。あれも悪党な俺に酔ってて見てるこっちが恥ずかしくなる。李典や徐盛の口癖も鬱陶しいし、極端なキャラ付けはただただ気持ち悪いからやめてほしい。あとはあれだ、魏はもっと悪い部分を徹底的にやっていいと思うし、呉蜀は仁信者や絆押しをやめて別の魅力を模索するべきだと思う。呉蜀がそれぞれ姑息だったり図々しい所なんかが出てきてるのは面白くて良いけど。晋はどうでもいいや。

ゲーム感想

数人のキャラを終わらせたのですが、キャラ萌えがほぼ無くて驚いています。最近の無双はキャラ萌え特化だと思っていたので、今回もそのつもりでやっていたのですが。こんなにキャラ萌えが無い無双なんて三国3以来。自動ロックオンに殺意が湧くのも一緒。目の前に攻撃中の敵がいるのに突如あらぬ方向にダッシュ攻撃をしだすとかどんだけバカなの。勝手なダッシュ攻撃は手動ロックオンをしてる時以外は出ないようにしてほしいわ。あと、戦国の神速が爽快すぎるからあれを取り入れてほしかった。ちょっと離れた集団にうっかり△攻撃かましてスカるの悲しすぎる。状況に合わせて攻撃が変化するのも、今はもう当たり前なのかもしれないけど、アクション下手には自分が何してるのか分からない。とにかく打ち上げてボタン連打で△フィニッシュばかりしていて、これまた、打ち上げお手玉でアイテムのランクを上げていた三国3を思い出します。

キャラに関してはキャラ萌えがないから思う事が少ないけど、曹操の描かれ方とエンディングが良くて、益々魏贔屓に拍車がかかってしまった。今までみたいに頭の切れる人材マニアの面だけでなく、面倒くさいオッサンの部分もわずかだけど出てきていたし。あとは、癇癪持ちの部分も描かれたら最高なんだけど。

司馬懿の声が違和感凄いのなんのって。別キャラになってしまうのは仕方ないとして、演技がとにかく気持ち悪い。悪い意味で。郭嘉は微妙に逞しい声になったけど、以前と違ってアクションと普段の時の声の違和感が無くなったし、別になよなよしたキャラでもないから、これはこれで良いと思う。前の人も良い気持ち悪さがあって好きですが。

DQ11

簡単なサブイベは終わったので邪神に挑んでみました。レベルは平均65。武器防具は素材を集めて作るのが面倒だったので店売り品。結果的に勝てたけど、こっちが高レベルの割にはかなりの死闘でした。バフに頼りすぎた所為で凍てつく波動が痛いのなんのって。ロリババァと姫以外は死に絶えて、そんな二人のHPもMPも一桁になってしまい、次に敵の攻撃のターンになったら全滅というところで会心出して撃破する姫様マジ女神。……で、結局、邪神はどこから来たんだよ?

闇の衣を消した後の邪神戦BGMがDQ3のゾーマ戦BGMでテンションがダダ上がりしたのに、最後に旧勇者の恋人まで救ってテンションダダ下がり。確かにハッピーエンドは好きだけど、それは悲しいエピソードもあってこそなんだよなぁ。人魚の話も私は泡になる結末にしたのに、時を遡ったら泡になってない結末にされてるし。あと、ロトが4部作になってしまったのが、嫌じゃないけどもやもやする。まぁ、本編からロト臭が凄かったけど。地名がロト、出てくるマークがロトマーク、勇者の剣がロトの剣、旧勇者がロトスタイル、ロゴには神竜、おまけになったら怒涛の3押しで、何かしら繋げてくるとは思ったけど、ここまであからさまにドラゴンクエスト0にするとは予想外だった。

耐性10割以外は簡単に状態異常にかかるシステムはクソ。再生可能な右手左手システムもクソ。凍てつく波動は、バフデバフMAXで殴る自分最強戦闘が好きなので嫌だけど、ボス戦を単純にさせないためのスパイスとしては良いと思う。ただ、凍てつく波動からの強攻撃で強制的にピンチにさせるのはクソ。DQに限った事じゃないけど、運ゲーシステムはガチでクソ。

DQ5辺りからストーリーに興味を持てなくなって、DQ7のシステムで大分辛くなって、DQ8の馬姫押しでその後のDQはプレイしなかったんだけど、評判に乗せられてDQ11をやってみて良かった。確かに微妙な部分はあったけど、それ以上に面白い部分があったし、ボス戦はイライラさせられつつも緊張感があるものが多くて満足。昔ながらのRPGのシステムを残しつつ、今のゲーム事情に合わせて、レベル上げやお金集め等の作業を減らしていたのも良かった。でも、クリア後の悲しい話を無かったことにする展開は蛇足だと思う。今までチラ見せしてた邪神がこっそり力を蓄えていて、クリア後に大暴れしだして手を付けられないから、時間を戻して、力を貯蓄中の邪神を倒しましょうねーじゃアカンかったんだろうか。DQ11の時間移動は、歴史不可逆の枝分かれ式じゃなくて、歴史可逆の一本道っぽいんだし。あ、でも、最後に旧勇者の恋人が時間移動してるから、歴史可逆だと旧勇者が邪神を倒して今の勇者は存在しなくなるのか。という事は、歴史可逆の枝分かれ式じゃないと初期のDQに繋がらなくなるわけで、ロリババァと勇者が揃って消滅するあの世界は勇者周辺的にバッドエンドじゃねぇか。