海外ドラマ

ミステリドラマとして見せ方が面白いし、人間ドラマとしてもおかしな人たちばかりで面白い。コメディタッチなところがあるのも楽しい。90分で1話完結、1シーズン3話で長さ的にもサックリ見れて良い。ただ、ホームズとワトソンがお互いを大好き過ぎだったり、ホームズがワトソン以外の人にとことん雑な対応だったり、モリアーティがホームズに対して変態的だったりでちょっと引く時がある。

90分ドラマなのに眠くなることもないし、問題なく面白いと思えるけど、シーズン毎のラストがクリフハンガー形式なので、そこはかなりもやもやする。スタッフや出演者の問題で続きを作れなくなる事だってあると思うし、1シーズンで綺麗に終わらせてほしい。

海外ドラマ

バカンス中のルシファーが事件を解決する、という雑な内容紹介に惹かれて見たけど、意外と面白かった。キャラクター性や個々の関係が漫画的で、今後どうなっていくのか気になる感じ。事件部分は雑だし、殆ど記憶にないレベルだけど。ただ、人間界で起こる殺人事件だけ解決していればいいのに、よりにもよって、最終話で地獄からママンが脱出して大変!とか言い出しやがって、シーズン2以降で風呂敷広げ過ぎて畳めない雰囲気が凄い。設定盛り盛りで見る人もついていけなくなって、結局飽きて打ち切られるパターンがシーズン1のラストから既にチラつくってどうなの。

海外ドラマ

オススメによく挙がるやつや、あらすじで気になったもの。そして挫折したもの。

『Dr.HOUSE シーズン1』
治療ではなく診断がメインだったので途中でやめた。診断→治療→悪化→再診断→治療→悪化→再々診断→治療→回復の流れ自体はいいんだけど、その過程で試行錯誤や四苦八苦してるシーンがあまりないので盛り上がりを感じない。私には合わなかったけど、雰囲気的に好きな人がいるのは分かる。

『iゾンビ シーズン1』
ゾンビになった主人公が死んだ人の脳を食べて、その記憶から謎を解くというコンセプトはいいのに、街の半数以上がゾンビなのでは?と思えるくらいに、実はゾンビだったんだ!という人物が次から次へと出てきて萎えてやめた。あんなんじゃ、主人公の特別性も消えるし、ゾンビであることを必死で隠さないといけない意味も無くなる。

『FRINGE シーズン1』
微妙な謎を残しつつも、基本は超常現象的な事件を科学で解決する話だと思っていたら、当たり前のように別世界の監視者とか出てきて見るのをやめた。決してつまらないわけではないけど、求めてたのはコレジャナイ。

日本ドラマ

放送禁止の人情食堂編を見ました。主人公のオバチャンが過剰な演技でまぁ不自然。あの人、もう少し自然な演技でドキュメンタリーっぽくできないもんですかね。旦那の顔は2度も変わるし、女店員は特定の客(裏のターゲット)に敵意満載だしで、裏ストーリーを隠さないにも程がある。DV彼氏乱入時の、全員でターゲットをどうにかして事故に見せかけて殺そうとする動きは最早コント。こんなん片手間に見てても気づくわ。深読みしないで表面だけ見ようと思っても、これだけあからさまに裏ストーリーを押されるとそれにしか目がいかなくなる。ラストの裏ストーリー纏めのシーンで、「え?どういう事なの?」とか「そうだったのか!」とかなるのがいいのに。終盤にナビゲーターがネタバレをぶっこむのも、ファンにとっては酷い演出だと思う。個人的には見直さなくて済むから有りな方だけど。

しじんの村までは、表ストーリーの間にチラ見せしてくる裏ストーリーにゾっとする様な違和感があって良かったんだけどな。それ以降は裏ストーリーに力が入りすぎて、ドキュメンタリーだと思って見ていた人を最後に動揺させるという、放送禁止の良さが減っている気がする。