『遊星からの物体X』
雑な作り物感満載の化け物なのに気持ち悪い。あと汚い。淡々とした進行ながらも得体の知れない物体への恐怖感や、疑心暗鬼のギスギス感があって良い。ただ、昔の映画だけあって、スローテンポかつ派手さがないので眠くなる。
『テリファイド』
怪異マニアと一般人が怪異の原因究明に挑んで、一般人が散々な目に合う話。怪異がギャグ。大事な最初の掴みで驚くのではなく笑う。見方を変えれば見える的なのは良かった。結局、全裸でウロつく破廉恥な禿げは何だったんだろう。
『蝋人形の館』
蝋人形の館に行くまでの茶番が長い。でも、いざ惨劇が始まるとスプラッター映画らしい愉快な展開で面白かった。理由無く人の家を漁ったり、まだ何もしていない殺人鬼を車で引きずったりと、主人公と恋人の頭が割とおかしい。主人公に至っては、瞬間接着剤で封印された口を血を流しながら引き剥がしたり、馬鹿な理由でアッサリ指を切断されたりするのに、その後に全く影響しなくて、本当、頭おかしい。