前作の吹き替えが楽しかったので今回も吹き替えで見た。けど、中身に老人が入っている所為で会話のテンポが割とグダっていて残念。お爺ちゃんたちの友情物語としてはホンワカした。主人公がウジウジしてたりクズだったり直ぐ調子に乗ったりするのが本当、鬱陶しい。ただ、主人公ウッザと思いながら他の事してたら終わったので、ウジウジタイムは多分短め。そういえば、今回馬に入ったあの子、別にギャル系じゃないのに馬やオッサンの中に入ると急に言動が変わるの何なんだろう。あの子のおかげで面白さ三割増しになるから問題ないんだけど。
ゾンビランド:ダブルタップ
主人公とヒロインとその妹が無理すぎて、普段だったらサバイバルで空気の読めない馬鹿は死ねになる阿呆の子が、馬鹿可愛いから死なないでになった。自分勝手に見えて割と振り回されてるオッサンは最早癒し。前作が本当につまらなかったから欠片も期待してなかったけど、妹探しの旅に出てからはコントみたいな展開が出てきて面白くなった。それまでは前作レベルにつまらなくてどうしようかと思ったけど。
ワンダーウーマン 1984
軽くコメディを入れつつ基本シリアスで、ドスコイアクションにちょっぴり切ない恋愛も織り交ぜるテンコ盛り映画なんだけど何だか楽しめちゃう。不思議。エンタメ映画で頭使わずに見れるのがやっぱり良い。主人公の見た目が社交的セレブな感じなのに、実際はお一人様多目で好きな人に一直線なのも可愛い。でも、別れのシーンで切なくさせておいて、その後の空中浮遊で昔のスーパーマンポーズ入れてくるのやめて。あれ結構ダサいから。
アガサ・クリスティ ねじれた家
ストーリー自体は別につまらないわけではないのだけど、登場人物に全く興味が湧かず顔や名前、立場や関係性等を把握できないままだった。ヒロインすら別の人物と間違えたくらい。住人たちのいざこざを見ているうちに気付いたら終盤になっていたという感じ。住人がクソなのは面白くなって良いんだけど、ヒロインまで絶妙にクソだから性質が悪い。
ノロイ
昔見たけど内容をほぼ忘れていたので新鮮な気持ちで見る事ができた。でも、ちょっと眠い中観た所為か、禍具魂の設定がよく分からなかった。禍具魂の呪いがオバチャンにかかって、その呪いがオバチャンから主人公に伝わって、そこから更に彼らに関わる人たちにも伝わっていったとかで良いんですかね。松本まりかは主人公とは別口で呪いにかかってそうだけど。少年は何だろう。蘇った禍具魂的な何かかな。
ずっと人怖系のドキュメントスタイルで進んでいたから、クライマックスで捻じ込んできた赤ちゃんワラワラのシーンはギャグかと思った。それまで割と真面目に見てたのに急に安っぽくなって何とも言えない気分。改めて見て楽しかったけど、ずっと直接的なホラー演出が無かったのに、最後になってビクっとなる演出を入れてくるのは許さない。