ホラー・オカルト,日本映画

『血を吸う粘土』
序盤は問題のある人間の憂鬱ドラマで何だこれだったけど、途中から一気に粘土ホラーに。血みどろ系で粘土が気持ち悪い。内容はホラーとは違った意味で陰鬱。相手が粘土なのと演出の所為で怖くはない。最後あれどうすんの。

『血を吸う粘土 派生』
問題のある人間の憂鬱ドラマ部分が長くなった。3分の1でもどうかと思ってたのに、半分がつまらない話で埋められると飛ばすしかなくなる。気持ち悪さの演出を強化した所為で人がなかなか死ななくなりテンポが悪くなった。最後あれで良いの。

ホラー・オカルト

今回もゾンビから逃げ惑う人たちの話かと思ったら、ゾンビがいるマッドマックス界に態々盗みに入ってモヒカンやゾンビに囲まれる話だった。一般人が出来る限りの事をしながらゾンビから逃げつつ、その中にクズ人間がいたり脇役ヒーローがいたりするのが楽しかったんだけど。マッドマックスは好みじゃない。ゾンビも障害物程度で大して活躍しないし。

前作に引き続きゾンビがアクティブ。サバイバルゲームの駒にされちゃってるし、アクロバティックに動ける素質がなきゃゾンビ界でも生き残れなさそう。ブリッジからの回転ジャンプ起きくらいできないとやっていけないとか、韓国ゾンビの能力主義が恐ろしい。

映画祭り

『呪い襲い殺す』
ホラーにしては主人公が比較的マトモ。皆を巻き込みやがってと責められていたけど、最初の情報量じゃ誰も呪われるなんて思わないし。急に降って湧いた様な真相は微妙だったけど、テンポよく進むからずっと退屈せずに見れた。

『杏林医院』
死にかけ道士とへっぽこ道士見習で、どうして心霊ツアーなんてやろうと思ったのか。映像的には確かにホラーなんだけど、見ていてやるせない気持ちにさせられるので、ホラーの感じがしない。というか、赤い奴誰なんだよクソ驚いたじゃねぇかふざけんな。

『除霊師』
除霊方法が違うそうじゃないだったり、幽霊なのかゾンビなのか妖怪なのか最早よく分からなかったり、ホラーに見せかけたアクションかと思いきやラブストーリーだったり、兎に角とっ散らかっていて、考えるのを止めて見るしかなかった。

ホラー・オカルト

序盤のキャッキャしてるだけの10分程が地獄のつまらなさ。ほぼ初めまして集団と思わせておいて裏で繋がりがあって、それがオチに関わるという事がないのなら、登場人物に注目させる時間は無駄。調子に乗ったYoutuber集団が、映像の収益目当てにキャッキャしながら心霊スポットに突撃する話だったので、超常現象にボコボコにされていて満足。でも、一般公募の人たちは自業自得とはいえさすがにちょっと可哀想。やらせで視聴者数を稼ごうとしていた馬鹿共はざまぁ。最後の演出はへぇーとなった。踏み入れた瞬間からもう呪われてたのな。面白い。

自撮りアングルって、予想以上に不細工になるから微妙だと思うんだけど、結構好んで使われていて、かつ自撮りアングルが恐怖心を煽るとか言われてるの、凄い謎。怖がっている表情を下からのドアップで見せられても滑稽なだけ。

日本映画

基本的には主人公たちと債権者たちがワチャワチャしていて、ドラマ版のシーズン3みたいに、部外者の内輪モメをひたすら見せられている様な話がなくて良かった。ドラマ版と違って債権者以外の脇役も有名な人たちばかりの所為で、頑張って悪人やってるなーとか、相変わらずクズい役が似合うなーとか、つい俯瞰で見てしまったりするけど、胸糞シーンがソフトになるのでプラマイゼロ。ファイナルのメイン債権者が、設定だけだと聖人に思えたんだけど、ちょっとアレで行き過ぎた思考の持ち主だったので、違った意味で胸糞な話だった。