海外映画

初っ端から20分かけて頭のおかしいカーアクションを見せられ、これは頭を使う必要のない映画なんだなと分かる親切設計。実際、アクションがメインでストーリーはおまけ。お約束の効果音やスロー演出にワクワクできなければ、多分、普通のアクション映画。

ストーリーはオマケとはいえ、皆、それぞれに見せ場があるのに、ドクターだけはこれといった活躍もせずに終わってしまって、あの人何だったんだろうという感じ。最初の銃弾を取り出す時があの人にとってのクライマックスだったのかな。

パルクールは三人称目線で見る分には好きだけど、一人称目線は心臓がキュっとするから苦手。足場の狭い所をジャンプ移動とか、自分じゃないのに手汗ダラダラ。

海外映画

主人公も収容者だという事だけ知っていたけど、その部分だけは知っていた方が面白いと思う。単なる説明台詞やちょっとした仕草でも主人公に関わるんじゃないかと予想したりできるし、その予想が当たったり外れたりするのも楽しめる。ただ、その所為で、音声さえ聞いていれば良いだろうという、ながら見ができない。かったるいシーンも飛ばせない。伏線探しは楽しいけど疲れる。

どこからどこまでが現実で、どこからどこまでが妄想なのかはっきりしなくて悩む。死人が出てくるところは当然として、茶番が酷いところが妄想かなと思うけど。それとも職員が優秀な役者なだけで、ほぼ現実なんだろうか。そんな割と芸達者な職員が頑張ったのに、結局、主人公が過去に耐えられなくてロボトミーを望むから後味が悪い。空想に逃げるくらいだから、背負って生きるなんて無理なんだろうけど。あんな茶番劇をしないと現実を見れないくらい妄想に逃げるなら、嫁を殺した時点で死んどけば良かったのにと思う。

傍らにハルクさんがずっといた事に30分以上経ってから気付いて、何か気になって最初からまた見てしまったけど後悔してない。

海外映画

序盤はダルい。犯人捜しを始めてからはそこそこ。でも、主人公たちのやる事が無茶苦茶で、上手くいったからいいけど、行き当たりばったり的な行動は見ていて怖い。最後だけ頭使ったみたいだけど、あれだって、金と周囲の感情に任せただけだし。物語としては犯人について考えたりもするし、主人公たちの行動にハラハラもするし、兄弟に裏切り者がいないといいなとか心配にもなるし、一応、ホッとする終わり方ではあるし、深く考えなくていいから楽しくはあるんだけど、スッキリはしない。

ホラー・オカルト

半分過ぎるまでのつまらない事と言ったら。全然話が進まないし。盛り上がりもないし。主人公が自分の家族の所業を知った辺りから、やっと飛ばさずに見れるようになった。まぁ、その時はもう終盤で一盛り上がり程度しかなかったわけだけど。

主人公がレザーフェイス一家の生き残りなのは最初から明かされてたけど、まさか、レザーフェイス側になって、かつて一家を虐殺した町長たちに復讐する話とは思わなかった。まぁ、レザーフェイス一家だからと殺しにかかってきた町長たちから身を守っただけなんだけど。にしても、罪のない人たちを虐殺し続けてきたレザーフェイス一家を虐殺した人たちへの復讐話って、何か、文字にしたら酷い内容だな。

ホラー・オカルト,日本映画

序盤は日本のホラー映画独特の、湿っぽくてじわじわくる怖さがあった。リングも呪怨も見たのは大分昔な所為か、貞子と伽椰子にこんな設定あったっけ?と思う所があったけど。中盤からは、怨霊サバイバルアクションムービー。時々、思い出したようにホラー演出は入るものの、殺され方はギャグ映画。まぁ、怖がりなんで、その少しのホラー演出でも充分に怖いんだけど。

胸糞な子供のいじめっ子が次々と呪い殺されてスッキリするという、ホラーとは思えない爽快感をくれるの笑う。虐められっ子も殺されるけど。あと、リング側のヒロインは自業自得な部分が多いから仕方ないけど、呪怨側のヒロインは家に入るつもりとかなかったのに、伽椰子の気まぐれで呪いに呼ばれてしまってただただ可哀想。

貞子の目も怖くて嫌だけど、伽椰子の顔が夢に見るレベルで苦手で辛い。俊雄君みたいに分かりやすい変顔じゃないし、生理的に無理あの顔。