相変わらず強すぎて全くハラハラしない。そこが好きなんだけど。クズ相手に容赦しないのも好き。友人が殺される前から元相棒が怪しすぎた。あの顔と雰囲気で裏切り者じゃないとか言われたら逆に驚く。主人公は裏切られても大して気にしなさそうだし、そもそも気付いてそうだし、人質を取られたところで窮地に陥る気もしないし、安定感が凄い。唯一、自分の投げた手榴弾で死んだ彼が粛清されたわけじゃないのでスッキリしない。どうしてあの距離あの場所でいけると思ったの。あと裏切り者がもう、馬鹿で。自分で勝手に紐にぶつかっておいて何をキレているのかと。
インセプション
面白い事は面白いけど、同時期に作られたシャッターアイランドの方が、色々と考えながら見れた分楽しめた。行き当たりばったり感が酷くて不安が消えないし、ピンチになるシーンでは画面が目まぐるしく変わるから、見終わった後に疲労感が残る。シーンの把握が難しいという感想を見たから凄く構えていたけど、階層によって状況が全く違うから混乱する事も無かったし、肩透かし感があった。てっきりいると思っていた裏切り者がいなかった事が意外だったけど、この不安要素しかないチームから裏切り者まで出てきたら壊滅状態になるしかないので、いなくて本当に良かった。
最後に駒が止まる所まで映さなかったということは、最終的に自分に都合の良い夢を見ている的なバッドエンドでいいのかな。まぁ、現実に戻れてハッピーエンドだとしても、嫁にしたことをサイトーにもしているし、サイトーが嫁みたいに現実で自殺しないか心配になる終わり方なんだけど。
シャークネード ラスト・チェーンソー
前作の続きなんだけど、前作の事なんて全然覚えてないから何が何やら。気付いたら、嫁が自分を食った鮫を操って世界を作り変えていた。とてもハッピーエンドだった。……ハッピーエンドなんだよね? 随分とCGを多用するようになっていて、そのクオリティも上がってるのだけど、相変わらず色んな所から設定や演出を拝借しているし、その場にいない人を別で撮影した後の合成が雑で謎の安心感がある。でも正直、竜巻の資料映像と鮫を合成したり、元映像に炎映像を被せていた頃が懐かしい。
ピーターラビット
可愛い。もふもふ可愛い。クソウザ可愛い。段々苛々してくるけど可愛い。タレ耳が特に可愛い。人間の男も馬鹿可愛い。なのに人間の女だけがクソ。もっと、オモシロシーンを何度かリプレイする様な話かと思ったけど、1.5倍速くらいで見たい内容だった。というか、内容が無い。動物に可愛さを見いだせなかったら、無。
アクション映画祭り
『LOOPER ルーパー』
そこそこ面白く見れた方だけど、それでも早送りが無いと結構厳しいダルさがあった。登場人物はこぞって自分勝手。あの子供の癇癪が親の愛情と成長で治まるとは思えないし、未来の平和の為には殺しておいた方が良いんじゃないかな。
『マイル22』
馬鹿とクズとヒステリーの集まりに最初はウンザリするけど、お互い罵り合ってるからそのうちどうでも良くなってくる。優秀なエージェントを集めたチームかと思いきや、護衛対象以外は皆無能だった。
『デス・ウィッシュ』
父親が暴走しだすまで重々しいし、努力で戦闘が上手くなっても、そもそもが素人だからしくじる心配はあるし、悪人とはいえ人を殺してるわけだから最後がどうなるのかも分からないし、常に不安だらけ。実は弟が強盗犯の手引きをしてたとかじゃなくて本当に良かった。