『南極料理人』
おっさんたちの日常を切り取っただけなのに面白かった。小さなゴダゴダはあれど大きなトラブルがあるわけでもなく、ダメ人間はいるけどクソ人間はいないので微笑ましく見ていられる。ハラハラすることもなく終始穏やかな気持ちでいられるけど、盛り上がりには欠けるので、気付いたら終わってしまったという感じ。
『ザ・マジックアワー』
監督はずっと一人でハラハラドキドキしてるけど、役者本人が勘違いしたままだから、思っていたよりは緊張感が少なかった。茶番が酷過ぎて面白いかどうかは微妙。
『ステキな金縛り』
本当に落ち武者がいるから、いつもの勘違いによる綱渡りで無駄に緊張させられることが無い。見えようが見えまいが、周囲が割と状況を受け入れてくれるので、分かってもらえないもどかしさにイラつく事も無い。結構好き。