海外映画

色々な所に散りばめられているオマージュは気付けないものも多かった。知ってから見直すのも良いんだけど、初回で気づけた時のニヤリ感はどうしても無くなってしまって残念。奥行きを感じられる映像が多くて、これがVRだったら凄く面白そう。序盤のレースで間違いなく吐くけど。

IOIは確かにクソなんだろうけど、身の丈に合わない課金で借金をこさえる人たちも充分クソだと思う。世界の常識が今とは違うと言われればそれまでだけど。あと、もう少し、他の仲間の掘り下げがあったら良かった。活躍の場はそれぞれあるけど、どうしてもポっと出感が否めない。

演出や世界観等の背景をメインに見ると満足度が高い。ストーリーや展開は目新しい部分が特にないので、マンネリとも言えるし、安心感があるとも言える。

海外映画

猫にきゅんきゅんしつつ、陽気なサミュエルを愛でつつ、主人公のエラやジュードロウの生え際を見守る感じ。いつものマーベル映画同様、難しい事が一つもないので飲み食いしながら緩く見る事が出来る。登場人物の関係性や苦悩を描くドラマ部分は短くまとめてある(雑に流している)おかげで中弛みが少なく、疲労状態かつ睡眠不足でも問題が無い。でも多分、数か月もすれば内容を忘れる。

こういう遠距離攻撃持ちが増えると、肉体言語タイプの肩身が狭くなりそう。近づかないとダメージが通らないのに、そもそもが近づかせてくれないし。

海外映画

自分自身について調べているだけなのに、色々と黒過ぎて探られたくない組織からテロリスト的な扱いをされるいつものパターン。 今回は、ただ隠れて過ごしているだけなのに何かを企む人達に絡まれて、それを追いかける人達から勝手に主犯にされていたので、巻き込まれ属性も追加されたらしい。

つまらなくはないけど特別面白くもないという、普通過ぎて1か月後には内容を忘れてしまいそうな感じは相変わらず。ただまぁ、どんなことがあってもジェイソンボーンの方が一枚上手なので、安心して見ることが出来るのは良いと思う。

このシリーズ、エドワードノートンとかトミーリージョーンズとか、久々に見る人がメインの悪役をやっていたりするので、絵面的には楽しい。あと、 オープニングに派手な動きが無いので、疲れている時に見ると開始数分で眠りにつける。

ホラー・オカルト

ファイナルデスティネーションシリーズ5作目。本来の死に方からして手が込んでいて、死神の気合いの入りっぷりがよく分かる。再度殺す為にヒトコロスイッチ以外にも罠を大量に仕掛けたり、最終的に面倒臭くなって雑なやり方で殺したりするのも面白い。

今作は1作目よりも過去の話だったわけだけど、折り畳み式携帯電話を使っているのが伏線と言われても、公開当時がスマホ時代だとは気付けないので、もう少し早い段階で察することができるような何かがあればより楽しめたんじゃないかと思う。最後の飛行機で「あ……」となるのも、それはそれで良かったけど。

寿命上書きなんて新しいルールが出てきたのに、普通に長生きせずに主人公が死んで、寿命上書きとは状態。寿命を奪った刑事さんがそもそも短命だったのか、死神が面倒臭くなって一気に殺しにかかったのか。まぁ、最後の飛行機のくだりをやりたかっただけで、寿命上書きとか忘れてたんだろうな。

最後に過去の死亡シーン集が流れたけど、私の一番好きなエアバッグボンからの頭部に鉄骨ドンが無くて残念。でもこうやって見ると、やはり、1から2の流れが一番面白かったと思う。死を回避する為にルールを模索していたり、再死を回避すると更に死ぬ順番が後回しになるとか、再死は本来の死に方と同じとか、色々とワクワクする要素が多かった。

映画祭り

『死への招待状』
物語の半分以上が仲間内のゴタゴタで、一体、何を見させられているんだろうという気分。おかげで最後まで、主人公ですら顔と名前が一致しなかった。卒業式の帽子を武器にするのはダサい。被ったまま攻撃しても器用に投擲武器にしてもダサいものはダサい。

『デッド・サイレンス』
昔ながらの普通なホラーだった。でも、出てくる人形もババァも怖くないし、真相に近づくまでは静かなシーンが多いもんだから、終盤まで割と睡魔との戦いだった。叫んじゃいけない縛りでもう少し面白い演出ができたと思うんだけど。

『フィアー・インク』
忘れられない経験ができたようで何より。演技の下手さも含めて酷いB級映画だった。結構飛ばしたけど、実はそんなに嫌いじゃない。ただ、どんでん返しが多すぎて疲れる。