テンポが良く、主人公周辺は常に大惨事なので飽きなかった。ただ、プレデターという種族自体にさほど思い入れが無い身としては、登場するプレデターの区別を装備の程度でしかできないので、半裸だった奴が途中で装備を手に入れてしまうと、シーン変更後に突如として現れたプレデターがどのプレデターか分からずに混乱する。敵プレデターだと思っていたのが味方プレデターだったり、敵プレデター犬だと思っていたのが味方プレデター犬だったり。というか、プレデター犬とかいるんですね。凶暴で手が付けられないのかと思ったら普通に犬でビックリ。
1作目みたいにチームを組んでプレデターに挑むわけだけど、主人公と女しか生き残らないのは目に見えているので、まぁ、何というか、チームへの期待感が薄い。プレデターの襲来を知らせたり、犬を手懐けたり、囮になったり、宇宙船を墜落させたりと、皆、結構頑張ってるのに。今回は即席チームだから特にというのもあるけど、仲間の死が流れ作業であっさりしてるのが1と似てる。1のネイティブの人みたいに、え、お前、それはちょっと……という気分にさせられる奴もいるし。研究職の女の身体能力が軍人と同程度で、あり得ないんだけど面白かった。
プレデターのテーマだけでなく、1でよく流れていたポコンポコン鳴るBGMもあったのは嬉しかった。あれ、敵のテリトリー内で狙われてる感があって好き。