海外映画

テンポが良く、主人公周辺は常に大惨事なので飽きなかった。ただ、プレデターという種族自体にさほど思い入れが無い身としては、登場するプレデターの区別を装備の程度でしかできないので、半裸だった奴が途中で装備を手に入れてしまうと、シーン変更後に突如として現れたプレデターがどのプレデターか分からずに混乱する。敵プレデターだと思っていたのが味方プレデターだったり、敵プレデター犬だと思っていたのが味方プレデター犬だったり。というか、プレデター犬とかいるんですね。凶暴で手が付けられないのかと思ったら普通に犬でビックリ。

1作目みたいにチームを組んでプレデターに挑むわけだけど、主人公と女しか生き残らないのは目に見えているので、まぁ、何というか、チームへの期待感が薄い。プレデターの襲来を知らせたり、犬を手懐けたり、囮になったり、宇宙船を墜落させたりと、皆、結構頑張ってるのに。今回は即席チームだから特にというのもあるけど、仲間の死が流れ作業であっさりしてるのが1と似てる。1のネイティブの人みたいに、え、お前、それはちょっと……という気分にさせられる奴もいるし。研究職の女の身体能力が軍人と同程度で、あり得ないんだけど面白かった。

プレデターのテーマだけでなく、1でよく流れていたポコンポコン鳴るBGMもあったのは嬉しかった。あれ、敵のテリトリー内で狙われてる感があって好き。

海外映画

『ジュラシック・パーク』
後半はよくあるパニック映画。中盤までは子供たち、特に姉の言動にイラつかされる。最初の恐竜襲来時に姉が無意味にライトを点けたり喚いたりしなければ、怪我人も死人も出ず、もっと楽に逃げられたんじゃないのかと。パニックものだし事態を悪くしないと、というのは分かるけど、何の脈絡もない無意味な行動を入れるのはやめてほしい。

『ロスト・ワールド ジュラシックパーク』
レビューではボロクソに言われているのを目にしていたけど、ずっと画面が暗いのと、身内の戦犯が何のエピソードもなくふわっと居なくなるのと、終盤の展開がなんじゃそりゃなくらいで、別に悪くなかった。自業自得でピンチになった仲間を助ける普通に良い人なのに、その結果、無残な死に方をしたエディさんは可哀想だけど。

『ジュラシック・パーク3』
助手は考え無しだし、子供の両親は割と馬鹿だし、子供と主人公くらいしかまともな奴がいなかった。ハリウッドでは、女は喚き散らしながら無駄行動をし、ヒステリックを起こして周囲に迷惑をかけなきゃいけない決まりでもあるのか。状況を考慮できないなら死んでしまえばいいのに。恐竜パニックなのにクソ馬鹿女へのイラつきが尾を引いて楽しめなかった。

海外映画

DCコミックスでまともに見たことがあるのがスーパーマンとワンダーウーマンくらいで、バットマンはセレブ筋肉が金に物を言わせて戦う話くらいの認識なので、出てくる人たちも単語も分からないものが多かった。しかも、バットマンVSスーパーマンの続きなのにそれを見ていないから、いきなりスーパーマンが死んでいて何が何やら。それでもまぁ、何となく見れてしまうけど。フラッシュがドラマよりコミカルだったり、スーパーマンが目からビーム出してたり、バットマンが部下の扱いに悩む上司じみてたり、スーパーマンの存在がマーベルにおけるハルクさんさえいればいいんじゃないか状態だったり、色々と想像外なのは面白かった。

ワンダーウーマンが相変わらずアマゾネスで素敵。あんなにオサレアクションしそうな外見なのに、誰よりも肉体派なのが好感持てる。あと、スーパーマン役の人は髭が無いとやっぱり気持ち悪い。

海外映画

前作よりもコメディシーンが増えてフフっとなる。反面、蟻の活躍が少なくなったのは残念。蟻の頑張りを微笑ましく見守るのも楽しいのに。ラボで働く蟻も、主人公の身代わりの蟻も、鳥に食われる蟻も全部可愛い。実際の蟻は噛まれるとクッソ痛いから嫌だけど。そういえば、巨大化した蟻が妙に機械っぽかったけど、リアルにすると嫌がる人がいるからなんだろうか。いやでも、蟻を嫌いな人が蟻映画を見るとは思えないから、単に残念CGなだけかな。

主人公たちと争う敵の戦闘能力が高くて楽しい。かなりの速さで動く小さいワスプに投擲武器を当てようとするなんて。しかも結構ぎりぎりのところを狙えるなんて。ゴースト戦は主人公たちの攻撃がまともに当たらないのが分かってるから、あまり楽しくなかった。最近はもう目の休憩ポイントになりつつあるカーチェイスも、車のサイズが頻繁に切り替わるとまた違って見えて面白い。

海外映画

前作を見てないから分からない部分もあったけど、それでも充分楽しめた。剣の奪い合いという単純な話で頭も使わないし、アクションも格好良い。都市や建物なんかも見ていて楽しい。吹き替えで見たので、ドニーイェンが凄い悪役声で違和感が凄まじかったけど。終盤ぼこぼこ人が死んでいくのに、一番死にそうなやつが死ななくて、ガッカリではないんだけどもやもやした。

偶にワイヤーアクションがヨタヨタしていて格好悪い時があった。演出か役者の所為かスタッフの所為かは分からないけど。そもそもが現実にありえない動きなんだから、オサレに飛ばしてほしい。中年二人のアクションは達人設定なだけあって、文句なしに格好良かった。動けるデブもいてワクワクした。けど、確かに動けるんだけど軽やかさが無くて、サモハンみたいに軽やかに動けるデブは貴重なんだなと思った。