海外映画

ドジっ子的な不安要因の所為でハラハラドキドキするのが苦手なので、危なっかしいシーンはちょいちょい飛ばしながらだったけど、予想していたよりも面白かった。でも、意外性があるわけでもないし、目新しさもないから、特化した能力持ちの寄せ集めが一つの事を成し遂げるのが好きという人でもないと、可もなく不可もなく、記憶に残らない映画で終わると思う。展開もご都合主義で緩いし。

ケイト・ブランシェットが格好良い。ケイトは何となく女王様や奥様的な印象があったから、あんな男前な演技を見るのは初めてでときめいた。ケイトが格好良いだけの映画と言われても何の文句もないし、最早それで良いと思えるくらいに素敵。

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ドウェイン・ジョンソンが主人公なので、何が起きても絶望感が無い。ジョージもどうせ助かるんだろうなと思えるし、悪役はブッ飛ばされるんだろうなと思える。安心のあまり、主人公の身の上話からヘリで脱走する辺りまで意識が飛んだ。案の定、撃たれてもピンピンしてるし、サンプルの影響でも受けてるんじゃないですかね、あの人型ゴリラ。

ワニの背中の棘が思いのほか気持ち悪かった。ワニが動くのに連動してウネるからゾワゾワする。なんかこう、密集したものがもぞもぞ動く感じでちょっと鳥肌。そういえば、MEGでもそうだったけど、対巨大生物ものでは最後の止めは目を串刺すというお約束でもあるんだろうか。確かにクッソ痛そうだし、串刺しの勢い的に脳にもダメージいきそうだけど、ホラー映画では目を串刺されても目玉が取れるくらいで割と元気だから、つい、まだ生きてるんじゃないかと心配になる。

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小難しい事はどうでもいい、やれるかどうかじゃない、やるんだよの精神がジェイソン・ステイサムの映画らしくて素敵。その分、ドラマ要素が邪魔。博士が死ぬのとか本当、要らない。

ステイサムならメガロドン相手でも生身で戦えそうな謎の安心感がある為、主人公におけるハラハラドキドキは皆無。他の登場人物はいくらでも死にそうなので、その辺はドキドキする。まぁ、基本的に死ぬのは緊張感のない時で、ドキドキする時には死なないんだけど。

海への落ち方が皆コントなので、この映画では、海に落ちる時は愉快にという決まりがあるんだろう。

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前作よりも結構笑えるシーンが多かった印象。館内に子供が多かったこともあり、笑い声に釣られてフフっとなった。心配だったアクションはカメラの振りが酷くなかったので、前作の時みたいに目が回る事はなかった。

割と頻繁に恋愛脳になるし、精神的にもまだまだ未熟で、見ている側が恥ずかしい気分になるけど、最終的には甘酸っぱい青春映画を観た気分。若いなぁ、浅はかだなぁ、でも可愛いなぁとババァ目線になる。途中のホログラムで翻弄されながらの説教シーンは諄かったけど。

あからさまな続き展開にされるとは思わなかったので、甘酸っぱくもスッキリと終わるはずがモヤモヤする羽目に。

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フューチャー&パストで並行世界が出来たことを忘れていたので、生き残るはずの人が死んだり、死ぬはずの人が生き残ったりで困惑した。しかも、もっと独立した話かと思ったら意外と前作から続く内容で、そんなのもうサッパリ忘れ去っているからどうしようかと。最初は頑張って思い出しながら見てたけど、途中からもう諦めた。

盛り上がる個所が少ない。アクションは派手だけど格好良い動きがあったわけでもないし、見ながら思った事も、エリックに対して、まだそのダサいヘルメット持ってたのかくらい。敵側の動きは気持ち悪くて良かった。貞子や伽椰子の人もそうだけど、生理的に気持ち悪い動きができるのって凄いと思う。

チャールズの考えが安っぽいのと、ジーンが鬱陶しいメンヘラなのが気になった。チャールズはもう少し読めない感じだと記憶していたので。まぁでも、ジェーンが鬱陶しいのは旧シリーズでも似たようなもんか。