大方予想通りの展開だったけど、ラストバトルが思っていたのと全然違って満足。ヒーローの知識が全く無い方が楽しめるパターンで、実際、何の知識も無かったので楽しかった。まぁただ、面白くなってきたのが90分を過ぎた辺りからなんで、終盤の畳みかけが無かったらかなり酷い感想になっていたと思う。
子供っぽい映画が好きなオッサンオバサン向けという感じだった。随所に笑いを挟みつつ、でもその笑いが古臭い。自分がそのタイプなのでフフっとなりつつも、ちょっと恥ずかしい。時代の流れについていけていない魔術師が、もうどうしようもなくなって、偶々呼び込んだ主人公に無理やり力を押し付ける件が好き。結果的に主人公で正解だったわけだけど。
ヒーロー(大人)の吹き替えが役者の顔に全く合ってないんだけど、ノリの良さが話の雰囲気に凄く合っているもんだから、この顔からこの高さの声は出ないよなぁと思いながらも、最後まで吹き替えで見てしまった。キャラとしての雰囲気は良いんだよ。でも俳優の外見と声のトーンが違い過ぎて違和感が凄い。