海外ドラマ

序盤ワクワク、中盤胸糞、ラストもやもや。かなり長い時間をかけてこのオチはないわーとなりました。新しい協力者がいそうな感じだったり、誰かと無線機で通信してそうだったり、政治家や官僚、警察上層部も腐りきっていて味方は殆どいそうになかったり、諸悪の根源はまだまだ力を蓄えてそうだったり、結局、大して解決してないじゃんあれ。目立って悪い事してた警察の人が死んだくらいか。あの人も駒でしかなかったけど。刑事さんが命を懸けて手に入れた情報で、黒幕である政治家の汚職を暴いて取り敢えず終了では駄目だったんだろうか。生き残ったと思ったけど死んじゃってた悲しいエンドでも、死んだと思ってたけど一命を取り留めてた幸せエンドでも良いんだけど、「黒幕から刺客を放たれて主人公と刑事さんとヒロインが危険な状態になりそうだけど、皆の戦いはまだまだ終わらないエンド」だけは無い。

あと、刑事さんの見守り行動が完全にストーカーのそれで、あの演出が韓国では疑問に思われないのか気になった。自分があんな風にずっと後ろをついてこられたら恐怖しかないんだけど。

海外映画

下品なだけでコメディじゃなかった。メタネタやギャグもあからさま過ぎて逆に能面タイムになる。アクションは良いんだけどアクションシーン自体が少ない。騒動も世界の危機を救うとか悪の組織の企みを阻むとかそんなんじゃなくて、主人公周辺のスケールの大きいご近所トラブル程度だった。マーベルにしては部位破壊があったり結構グロめ。でも痛々しいわけじゃないから見ていられる。敵のボスであるミュータント製造工場の所長とかいう、どちらかと言えば博士的ポジションの奴が完全に脳筋の外見で、もう少しどうにかならなかったのかと。あれはどう見ても主人公に対抗するべく作られた人造兵器ポジション。

映画祭り

多分B級。

『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』
明らかにおかしいのに周囲が何も信じてくれない場合は、大抵その周囲もグルのパターンなんだけど、シュール系馬鹿系映画でやるとは思わなかった。犯人も普通に頭のおかしいサイコだし。中盤までは変にシリアスな所もあって、見る映画を間違えたかと思ったけど、終盤は完全に馬鹿映画で安心した。

『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』
チャドの所為で大惨事だよ!B級の割には考えて作っている感じだった。タイトルから予想するようなコメディ要素はないけど、チャド以外の全員がツイてないから、タイトルは別に間違ってない。

『キアヌ』
猫が可愛い。アクションは頑張ってる。それ以上に猫が可愛い。ストーリーは主人公たちの名前も覚えられない程つまらない。でも猫が可愛い。

『デッドライジング ウォッチタワー』
主人公はスクープと保身ばかり考えるクズ。アクションは特に良くないしカメラワークも散々だけど、原作に出てくる合成武器や玩具があったり、ヒャッハーやサイコがいるのは嬉しい。ゲーム同様、ノーマルエンド後の真エンドみたいな感じになってるのも良い。ただ面白くない。あと、ファンサービスで出てきたフランクさんが単なるウザい奴になっていた。こんなんだったら要らん。

海外映画

ドクターストレンジの動きが思った以上に恥ずかしかった。キャプテンアメリカがあのクソダサスーツじゃない所為で、よく喋るモブキャラになっていた。ハルクさんが敵にフルボッコにされてヘコみ、学者先生の中に引き籠りになられた。でもハルクさんって学者先生と同一であって、別人格のペット的な何かではなかった記憶が。ロキのハルクさんへの信頼度が高くなってた。マイティソー3で何があったの。それと、続編ありきの終わり方なんだけど、このエンドも宇宙の為には良いんじゃね?という気がしないでもない。

インフィニティストーンを取り戻す為に、敵の動きを封じてグローブを必死に取ろうとするけど、そんな事よりさっさと腕を切ってしまえば良いのにと思った。全く刃を通さない体というわけでもないみたいだし。あと、ストレンジ先生が大盤振る舞いで時間の石を使ってくれたら、ここまでの惨事にならなかったんじゃないかとも思う。大惨事すらも先生が見たアベンジャーズが勝利する未来の道なんだとしたら、何かもう、先生すげーやになるけど、多分そんなことはないんだろうな。

今まで以上にマーベル映画を網羅しておかないといけない内容になってるし、そもそも個々の映画にアベンジャーズネタを入れだしてるから、私のように、一部しか見てなかったりストーリーをすぐ忘れたりする人間にとっては、登場人物自体が分からなかったり、繋がりを思い出すのに苦労したりするので少ししんどい。

ホラー・オカルト

『スクリーム1』
主人公はタフだし犯人もタフ。そしてドジっ子で馬鹿。死んだと思っていた犯人が蘇った瞬間、犯人の額をブチ抜ける「普通の高校生」の主人公マジ素敵。オチは既に知っているので、主に犯人の様子を見ていたのですが、半分以上見ても犯人に繋がるシーンは殆ど無くて、そりゃ分からんわ、と。冒頭で殺される人は何の理由で殺されたんだろう。意味はないけどお披露目的な感じで殺されたのかな。

『スクリーム2』
普通の殺人鬼VS警察で殺人鬼が無双したり、主人公が犯人と拳で勝負したり色々と酷い。もちろん良い意味で。相変わらず動機の後出しオンパレード。謎解きミステリーじゃないからその辺をフェアにやる必要はないのかもしれないけど、仄めかすくらいはあっても良いんじゃないかと。伏線が全く無い状態でメインの犯人が出てきた時の「誰?」感が半端ない。

『スクリーム3』
マスコミ女が情報収集能力を発揮したり、主人公が迷いなく犯人の頭を打ちぬいたりと、女性が益々タフに。主人公は戦い慣れし過ぎて男と普通に殴り合うし。襲われ方がコントみたいになってきて、ホラーというより最早コメディ。主人公の母親がクソビッチで、プロデューサーがその原因で、シリーズの犯人は被害者で、襲われた人たちはとばっちりという散々な話だった。

『スクリーム4』
毎度、犯人の身体能力の高さとしぶとさが気になるシリーズ。今回は犯人側にも拗らせまくった強い思いがあって、その思い故に根性で機動力を上げてしぶとくなってるんだなと、何か、妙に感心してしまいました。ただ、終盤の一人コントはどんな顔をして見たら良いのあれ。自分が主人公になるために必死すぎだろ。

不自然な行動が多すぎて、大分序盤から主犯は従妹だろうとは思ってたけど、相方はさすがに予想してなかった。いや、怪しいとは思っていたけど、それ以上に女警察官の方が怪しいと感じたんですよね。でも、今までの犯人の法則として、主犯はシドニーに恨みがある人、共犯は割とどうでもいい人(関係性が薄く動機が雑)というのがあるので、確かに、女警察官が共犯だと動機が整い過ぎてる感はある。……真剣に犯人当てなんてしてないけど、予想が外れるとちょっと残念。