ゲーム感想

シルバー事件HDとシルバー事件25区リメイクのセット品。シルバーHDに追加要素があるのを知らずに25区だけやったけど、これは間違いなく、シルバーHDをやってもスッキリしないやつ。本当、須田ゲーは引き込み強いクセして、いつも投げっぱなしで終わるんだよな。

謎解きのレベルにすら達してない謎解きもどきはもれなくオマケで、移動がダルい読み物ゲーなのは相変わらず。会話時のスキップも遅いので繰り返しプレイは苦痛。PS1の頃のゲームだから……とは思うけど、イベントスキップくらい入れてくれても良いんじゃないかと。

シロヤブの話は前作と似た雰囲気かつ最後も投げっぱなしで消化不良。シロヤブはどうなったんだよ。ツキの話はちょっとしんみりするけど一番纏まっていて良かった。シルバーでも名前は出てきた気がするけど、どういうキャラ設定だったか忘れていて、その部分だけもやもやする。モリシマの話は色々と裏側が見えて珍しく分かりやすいと思っていたら、頭にケーブル差してデータ移行したり、妹がハチスカじゃなかったりで混乱した。ハチスカは区長の娘だけど、実際は区長(爺)なわけで、そうすると孫になるわけだから、モリシマが区長(爺)の息子だとしたら、ハチスカは姪であって妹ではないという事なんだろうか。前区長の爺さんが若返って息子に成り代わったというのが本当の話だったら、だけど。

シルバー事件、花と太陽と雨とときて、25区が一番、投げっぱなし度が少なく落ち着いてたかもしれない。

ゲーム感想

ゲーム全体のノリがSFC時代っぽくて懐かしい。猫は可愛いけど動きが絶妙に不細工。引き込まれるようなストーリーではないので、空いた時間にぶつ切りプレイができる。終盤、分岐しそうに思わせておいて特に分岐しないのがモヤモヤする。猫はもれなく助けたい。

1日で終わるかと思ったらそんな事もなく、予想以上にボリュームがあった。アクションは攻撃&回避が基本で、アクション下手でも余裕でプレイ可能。武器防具のガチャ強化は、うまい事使い勝手が良いのが強化されたので気にならなかった。回復魔法がゴミ。強化してもゴミ。でも、焦らず対処してたらそもそも使わない。

そこそこな広さのマップの割には移動が徒歩のみでダルい。サブクエストは作業ゲー好きには楽しいけど、サブクエストの残しがあったかどうか確認してまわるのが面倒。移動関係の不満は飛べるようになったら解決するけど、それまでにサブクエストをあらかた終わらせてしまうと恩恵が感じられない。マップ画面は自分の周囲を引きで見られるだけなので割と不便。他、UIに小さな不満はあるけれど、プレイに支障は無いレベル。

ゲーム感想

理由もなく、ただただ穴に色んな物を落としていくだけ。頭を使う事もなく、ただ穴を動かすだけ。それが何故か楽しい。思った以上に短いけど。ストーリーには全く興味が湧かなかったけど。プレイ時間が2時間程度なので物凄くコスパが悪い気がしますが、パズルゲーな事を考慮すればこんなもんかなと。

お手軽パズルゲームと思ってやっていたら最後だけ急にアクションゲームになるの、海外ゲーのお約束なんですかね。しかも、時間制限付き。ポータル2がそれでイラっとしたのを思い出しました。まぁ、ポータルとは内容・難易度共に全然違うわけですが。

ゲーム感想

良い点
・対処の分からないボスに対する救済措置がある。明確な指示なので、ファイの時みたいに「何が起きてるかは分かってるんだよ。どう対処するかが分からないんだよ」とはならない。時間をかけて考えたい人には不満かも。
・遠回りで面倒な場所も崖登りで短縮できる。せっかちには嬉しい。
・照準操作がスティック以外でもできる。スティックで照準が迷子になる人も安心。
・視点を自由に動かせるので、不同視で距離感が掴めない自分でもジャンプ落下が少なく安心。

不満点
・武器や盾の耐久システムはやっぱり要らない。耐久度が見えるようにするなり、購入可能にするなりしてほしかった。
・ほとんどの時間を祠探しに費やすので、さすがにマンネリになる。
・大量にお金が必要になる割に、効率的な金策が少ない。ミニゲーム嫌いには効率的な金策が無いに等しい。
・強いボスと弱いボスの落差が激し過ぎる。
・雨が基本デメリットしかない。崖登りが出来なくなるので時間を進めたくても、雨宿りできるところが無いとひたすら放置するしかなくなる。

不満だけど自分の所為な点
・雑魚が妙に強い。
・慣性が働く所為で動く足場はアクション下手には鬼門。
・強化用のドロップアイテムを集めるのが面倒。
・馬が馬呼びでワープしてくれないので不便。崖登りで色々と行ける事もあり、そもそも馬を利用することが少ない。
・盾による弾き返しは距離感を掴めない人間には運ゲー。

ゲーム感想

記憶の回収が終わり、祠もかなりの数をやったので、ものは試しにとガノンに会いに行きました。近所に遊びに行く程度のノリだったので、武器防具、食料も矢も控えめ。崖登りかつ壁登りメインなので、服はもちろん登山セット。体力以外は準備不足だと思っていたので負ける予定だったのですが、意外に何とかなってしまったので、そのままクリアしました。最後まで登山セットだった所為でムービーが酷い有様。何この場違いな登山家。

第一形態でまさか盾弾きをやらされるとは思わなかった。あれ苦手なのに。盾を数枚無駄にしつつも倒したら、第二形態で予想外の苦戦。馬に全然乗ってこなかった弊害で、馬の操作がまともに出来ず右往左往。何か、ゼルダが「今です」とか「もう持ちません」とか色々言ってるけど、そもそもこっちはガノンの所まで辿り着けないんですよ。何故か馬がどんどんガノンから離れていくんですよ。結局、馬を投げ捨ててガノンに対応したわけですが、今度はラストの気流に全く気付かず、攻撃を利用しろと言われて、攻撃の瞬間を狙う為にひたすら弓を構える始末。痺れを切らしたゼルダに「気流、使ってくれませんかね?」と言われて初めて気付きました。恥ずかしいからもっと早く言って。