ゲーム感想

マイクラ程自由に物を作れないし、やる事も割と決められているけど、自由すぎるとどう動いていいのか分からない指示待ち人間には丁度良い窮屈さだった。窮屈な中で、どうにかして自分の変な拘りを入れつつ快適な状態を作るのが楽しい。ただ、物作りに夢中でストーリーはよく覚えてない。

エリアがステージ制なのは正直微妙。散々集めた素材はもちろん、家具や装備、各種レシピまで初期化。のんびり素材集めや拠点の改造ができる快適な状態から一転、食べ物にすら困る様になる。素材や食料を一から集め、かろうじて残っている知識でチマチマものを作って……という、最初と同じことを繰り返さなくてはならないのはちょっとした苦行。

空間(主に奥行き)を認識しにくい身には、戦闘や急いでブロックを積み重ねたりする場面が辛かった。武器の当たり判定が結構狭くて、思ったより近づかないといけないのだけど、近づきすぎてダメージを食らうこともしばしば。戦闘は俯瞰視点じゃないとまともに戦えなかった。仲間を連れまわせるステージでの戦闘は楽だったけど、仲間が邪魔でブロックが積み重ねられない事が多々あった。自分だけ進むと仲間は迷子になってオロオロしてるし。ある程度離れたら勝手にワープしてきてくれればいいのに。

ゲーム感想

神術を使う以外は変わり映えのない、いつも通りの無双OROCHIという感じ。ストーリーもキャラもぼんやりで、全体的になかなかの手抜き感。ストーリーに起伏が殆ど無くて、とにかく淡々と進めるだけだったけど、唯一、曹操様が出てきた時はテンションが上がった。やっと登場した!これで勝てる!という信頼感。無双の曹操様は存在に安心感がある。ロキがオーディンを恨んでるけど、理由がいまいち分からない。閉じ込められた云々とは言ってたけど、神話に沿うならロキがヤンチャし過ぎたからだし、無双のロキはそういうキャラじゃないから、本当、何があったのか謎。どこかでちゃんと話してたのかな。

戦国4の時は特に何も思ってなかった景勝様にやたらときめいてしまって、景勝様ばかり使っていたら、もうこれ、景勝様だけでいいんじゃね?という状態になってしまった。トリッキーな動きをする敵には離されやすいけど、スイッチコンボで近づいてごり押しできるし、景勝様自体は目が回る動きをしないし、本当、景勝様有能。多分、勝手に有能と思ってるだけで、もっと使い勝手の良いキャラは山のようにいるんだろうけど。自分が好きで使いやすいと思うキャラは何故か縛りプレイ用な事が多いので。多分、愛用してる濃姫とか使いにくいキャラなんだろうな。実際、濃姫は結構な頻度でボコられるし。

ゲーム感想

個人的に今回のエンパ的な三國無双は嫌いではないのですが、さすがに、繰り返しプレイは飽きます。最近の三国みたいに、ミッションをやらないと先に進めなかったり、そのミッションをやる順番も決められてたりとかがないので、士気真っ赤の中で敵総大将に単騎突撃してみたり、じわじわ包囲網を狭めて士気真っ青にしてみたりと、その時の気分であれこれできるけれど、それでも飽きる。初期の三国はキャラの数もステージも少なくて、武器の被りもなかったから繰り返せたのであって、今みたいに90人もキャラがいて同じ戦闘やミッション、武器被り多数はしんどい。イベントも同じものばかりだし。個別の戦闘やイベントがもっとあれば、周回も楽しんでできるんですけどね。

仕方のないことだけど、各キャラのエンディングが、今はハッピーエンドに見せてるけど、どうせこの後死ぬじゃん?滅びるじゃん?的なものが多くて後味が悪い。曹操や李典は、死んだり死を予感させるものの中では、納得のいく終わり方をしてたけど。荀彧は曹操と険悪になるところを描いてくれたのは嬉しかったけど、あの先の無さはバッドエンド過ぎてな……。

新キャラは満寵、周倉、辛憲英がキャラ的に気に入りました。満寵は笑顔でズボラな所、周倉はノリの良い子分キャラな所、辛憲英はダジャレおばさんな所が良い。あと、満寵は毎度攻守ともに彷徨わせる合肥新城を作ったのもポイントが高い。本当、行きたいところに行けなくて苛々するんだよな、あの城。既存キャラは王異が以前にも増して復讐に酔う痛々しい人になってしまったのが辛い。三国6や7の時は復讐に捕らわれつつも落ち着いていて、そこまで気持ち悪い事は口走らないクールキャラだったのに。痛々しさは自称悪党の法正といい勝負だと思う。あれも悪党な俺に酔ってて見てるこっちが恥ずかしくなる。李典や徐盛の口癖も鬱陶しいし、極端なキャラ付けはただただ気持ち悪いからやめてほしい。あとはあれだ、魏はもっと悪い部分を徹底的にやっていいと思うし、呉蜀は仁信者や絆押しをやめて別の魅力を模索するべきだと思う。呉蜀がそれぞれ姑息だったり図々しい所なんかが出てきてるのは面白くて良いけど。晋はどうでもいいや。

ゲーム感想

数人のキャラを終わらせたのですが、キャラ萌えがほぼ無くて驚いています。最近の無双はキャラ萌え特化だと思っていたので、今回もそのつもりでやっていたのですが。こんなにキャラ萌えが無い無双なんて三国3以来。自動ロックオンに殺意が湧くのも一緒。目の前に攻撃中の敵がいるのに突如あらぬ方向にダッシュ攻撃をしだすとかどんだけバカなの。勝手なダッシュ攻撃は手動ロックオンをしてる時以外は出ないようにしてほしいわ。あと、戦国の神速が爽快すぎるからあれを取り入れてほしかった。ちょっと離れた集団にうっかり△攻撃かましてスカるの悲しすぎる。状況に合わせて攻撃が変化するのも、今はもう当たり前なのかもしれないけど、アクション下手には自分が何してるのか分からない。とにかく打ち上げてボタン連打で△フィニッシュばかりしていて、これまた、打ち上げお手玉でアイテムのランクを上げていた三国3を思い出します。

キャラに関してはキャラ萌えがないから思う事が少ないけど、曹操の描かれ方とエンディングが良くて、益々魏贔屓に拍車がかかってしまった。今までみたいに頭の切れる人材マニアの面だけでなく、面倒くさいオッサンの部分もわずかだけど出てきていたし。あとは、癇癪持ちの部分も描かれたら最高なんだけど。

司馬懿の声が違和感凄いのなんのって。別キャラになってしまうのは仕方ないとして、演技がとにかく気持ち悪い。悪い意味で。郭嘉は微妙に逞しい声になったけど、以前と違ってアクションと普段の時の声の違和感が無くなったし、別になよなよしたキャラでもないから、これはこれで良いと思う。前の人も良い気持ち悪さがあって好きですが。

ゲーム感想

クリア前に仲間にできるキャラは全て仲間にして、ハナミセも全部成長させてやる事が無くなったので最終ボスに挑みました。序盤と同じく、主人公がひたすら風を起こして攻撃は仲間頼りという。中盤のボス戦辺りはちゃんと攻撃もできたんだけどな。ストーリーは、主人公が攻撃しても消滅しないカオスを水の精霊が本気を出して成仏させ、カオスに乗っ取られていた兄さんもついでに死んで、理由は忘れたけど水の精霊は大地と一体化するので主人公とはお別れし、砂漠の世界に緑が復活してめでたしめでたし、でした。変に意外性を狙わず無難で良かったと思います。

クリア後に仲間とハナミセが増えるのですが、クエストにランダムダンジョンでのランダム出現アイテムが必要だったり、ランダム湧きのボス討伐が必要だったりで、まぁ、やる気は起きないですよね。上位の武器防具合成にレアアイテムが必要とかなら気にならないんだけどな。仲間を全員集めるところまではやるつもりだけど、ハナミセはもうどうでもいいや。

オアシス育成とアクションRPGの両方をメインとして作った結果、どっちも中途半端になってしまった感じ。良い所もちゃんとあるのに、肝心な部分が不親切な所為で不満点が目立つ。仲間キャラは可愛いけど、沢山居すぎて記憶に残らない。先にルンファクやファンタジーライフをやっていると、大分物足りなさを感じると思う。シリーズ化とかすれば、今作の不満点が改善されて良作が出来上がるかもしれないけど、いかんせんインパクトがないからそれも無理そう。個人的には雰囲気が好きだし、ゲームも楽しんでできたのですが。