海外映画

ターナーさん家のご子息の顎が長い。別にしゃくれてはいないのに、何だか声がしゃくれて聞こえる。キーラナイトレイの顎も存在感があるから、カーチャン役に似せたのかぁと、妙に納得してしまいました。見どころはそれくらい。

目まぐるしく画面が変わるので、睡眠不足で疲れていても眠らずに見られるのは良かった。ただ、日中の陸でのアクションはいいんだけど、夜の船上でのアクションは、水のテカりも相まって本当に見辛くて、夜盲症に拍車がかかったのか、ガチで暗過ぎるのかわからない状態だった。ストーリーは今更そんな事やらんでも……という感じ。つまらないとかは全くないのだけど、これといった突っ込み所も感想も無い、そんな無難な娯楽映画。インパクトに欠けると思うのは、夏のホラー映画祭りに向けて、アレな映画やソレな映画もどきを見ている所為かもしれない。

海外映画

見てる間ずっと、ガチのオカルトオチだったらどうしようと冷や冷やしていたけれど、ちゃんとミステリオチで安心しました。それだけでも充分な満足感。本当、オカルトな出来事に関して何も言及しないものだから、最後にホームズがネタバレを始めるまでオカルトオチが拭えなかった。

キャラクターの描き方が面白かった。ホームズが残念なダメ男だったり、嫌味で癖が強かったりというのはよくある感じだけど、ガッツリ肉体派かつ寂しがり屋の構ってちゃんとは思わなかった。良い意味でウザい。ワトソンが、駄目男が好きで放っておけない駄目男ハンターに見えて困る。

全体的には面白かったけど、気取った雰囲気にダレる所があって一度意識が飛びました。

雑記

最近、国内外問わずのASMR動画を見ているのですが、何の注意書きもなくネイルタップをする人の多さといったら。咀嚼音と一緒で好き嫌いがある音なのに何で注意書きをしないんだろうか。普通に指先でコツコツやる音と違って、伸びた爪でカチカチやるのは音が尖ってて本当、不快。メイクアップロールプレイとか動きも相まって好きなので色々と見たいと思いつつ、高確率でネイルタップをしやがるので候補に出てくるなと思うジレンマ。

そういえば、日本人のASMR動画の咀嚼音率の高さは何なんだろうか。クチャラーは死滅するべきと思う程に咀嚼音が無理なので、恐ろしくて聞けないのですが、ASMRにおける咀嚼音は何か、新たな扉が開けるような音だったりするんですかね。

ホラー・オカルト

霊幻道士シリーズを見ていると、配役にとんでもなくテンションが上がる。ただ、オープニングからバッドエンド確定の雰囲気で、実際、明るくなる要素が全く無いので常に鬱。まぁ、常に鬱なのは霊幻道士と違って純粋なホラー映画だから仕方ないとしても、肝心のホラー部分が欠片も怖くないから困る。双子のアクロバティックな動きを見ながらアクサラさんを思い出してフフっとなる始末。

道士の中二心をくすぐる小道具とアクションを期待していたけど、なんかこう、思っていたのとは違っていた。道士二人の共闘も霊幻道士の方が面白いし、格好も良かった。もち米も話に出てくるだけだし、墨壺もダメージを与えるあの演出が良かったのに、単なる丈夫な糸になってるし。道士の衣装を帽子付きで着てる姿や、もち米で火花が散ったりするのが見たかった。

オープニングやラストに霊幻道士1の曲をアレンジして流すのは良かった。使いどころを間違えなければ、あんなに暗い気分になる曲なんだな、あれ。霊幻道士ではドジっ子女幽霊のテーマとしてギャグ曲のイメージが強かったのに。あと、序盤で、霊幻道士のメガネ道士役の人が飛び出してきたシーンが格好良くてテンションがあがった。その後すぐパンツ姿に気付いて真顔になったけど。

海外映画

ウルヴァリンに似た女の子が出てくる事以外は全く情報を入れていなかったので、いつもの娯楽アクションだと思っていたのですが、まさかのロードムービーでした。通りで、移動したり触れ合ったりしてるだけで全然攻勢に移らないと思った。

最初から結構ボロボロの状態で、そのまま終わりに向かって淡々と進んでる感じが辛い。嫌とかじゃないんだけど虚しい気分になる。ウルヴァリンの加齢による能力の衰えとか、プロフェッサーの認知症とか、他人事じゃない感じがもうね。家族が主題のヒューマンドラマは沈むから避けているというのに、アメコミでそれをやられるとは思わなかった。そういうジャンルだと分かった上で見る分には何の問題もないのですが、ツイッターで大絶賛してるのを見て間違った期待をしてしまっていたんですよね。事前情報マジ大事。

あ、ちびっこのアクションはよく飛び跳ねてて良かったです。